Skip to content

清涟居

何清涟个人主页

  • 学术思考
  • 中国观察
  • 经济分析
  • 世界与中国
  • 国土生态
  • 历史与文化
  • 读书与随笔
  • 采访与演讲
  • 英文文章
  • 日文文章
  • 程晓农文集
  • Toggle search form
  • 中共为减轻“美国依赖症”作准备 世界与中国
  • 雅安救灾后非官方NGO的命运 中国观察
  • 图穷匕首现:“一国两制”接近终结 中国观察
  • 中共的后30年怎样否定前30年? 中国观察
  • 谁说本届中国证监会不聪明? 经济分析
  • 美国大选落幕在即,政变威胁盘踞在美国天空 世界与中国
  • 信力建从“新社会阶层”成为“罪犯”背后的政治变迁 中国观察
  • 窃选者的炫耀:组织、资金与法案的充分准备(2) 世界与中国

中国民意調査のホントと噓ー人民論壇の調査の挫折に思う

Posted on April 15, 2013April 19, 2013 By 何清涟 No Comments on 中国民意調査のホントと噓ー人民論壇の調査の挫折に思う

程暁農氏  4/16/2013

日本語全文概訳/@Minya_J Takeuchi Jun

2013/4/18  http://twishort.com/2Hjdc

2013年4月15日、中共中央宣伝部にはまことにイタい一日となった。この日、共産党の一番の宣伝手段である『人民日報』に属する『人民論壇』が共産党の指導する”中国的特色のある社会主義制度”に「広汎な人民が極めて強い信頼と希望を持っている」ことを証明しようと行った民意アンケート調査が全く正反対の結果になったからだ。

調査結果は約8割のネット投票者が中共指導者とその制度にはっきりと否定し、政府の立場に賛意を表したのは”ほんの一握り”(約10%)だったのだ。
(結果は→heqinglian.net/2013/04/17/liestruth/ 参照)

この民意調査結果をどう読み解くか? 中国社会を比較的深く理解している人は「民衆の真意はかくの如し」というだろう。確かにネット利用者の中では中共に批判的な人は結構大きな比率になる。しかし、新聞しか読まないとかテレビしかみない中高年ならこの比率は随分低くなるだろう。これらの人々はネットの非政府系ニュースをしらないから、政府の洗脳に対する防御力が劣るからだ。

だが、さらに一歩進めてみると、さらにふたつの検討に値する問題がある。一つには、なぜテレビのインタビュー取材では政府を褒める人が大多数を占めるのか?新聞のアンケート調査結果はいつも政府に都合のいい数字なのか?第二に、なぜ国内に十数万人もいる「ネット評議員」(五毛=爺注;金をもらって政府に都合の良いツィートする連中)が頑張って投票しなかったのだろうか?もし彼らがそうしたらこのアンケート調査の”反共産党”の結果も逆転できたろうに、という疑問。

第一の問題は中国の民意調査では本当の話と噓の話があるというテーマだ。共産党国家の強度のプレッシャーの元では、人々は「公開の場では噓をつき、私的な場合だけ本当のことを言う」(public lies, private truth)という状態にある。一昨年、Wikiリークスが発表した米国駐中国大使館が国務省に送ったレポートに、李克强が自国の地方経済報告の数字を水増しで、自分で現地をみるまで信用していない、と米国外交官に話した、というのがあった。 これが非公式なら本当の話をする、の典型だ。一人一人のホントと噓の比率は色々だが、私的な話で噓を言ったり、公開の場で本当の気持ちを離すひとはあまりいない。司馬南(爺注;学者から売り出したメディアの寵児、共産党員。2011年、艾未未に携帯と住所を暴露された。2012年渡米後帰国。)みたいな連中だって例外ではない。公開の場で口では米国を非難し、まさか米国に潜り込む方法を考えているとは誰も思わなかった。クリントンが北京大学を訪問した時、理路整然と米国大統領を非難し西側制度に反発する強烈な愛国心を発揮した北大の女子学生は、そのあとすぐ米国ビザを申請して結婚して米国人国籍になってしまった。西側の人々はこの種の人格分裂的行為を理解できないかもしれないが、中国人なら十分わかるのだ。中国人がなぜ公開では噓をつくのかというと公開の場合は同僚や大衆が聴く。そして彼らは政府やボスに告げ口しかねないからである。

かって私は「誰がソ連を解体したか」(「書屋2000年12月号)で指摘したが、人間は本来真実や誠を尊ぶ。しかし共産党体制では毎日顔に仮面をつけて仕事をし、帰宅後やっとホントの事が話せるのだ。同時に子供を教育するときも、一面では誠実で道徳的であれ、といいつつそれとは別に、政治的な話では上手に噓をつくように教え当局と上手に対応し、かといって当局の政治宣伝を本気にしないように、と教育するのは家長にとって実にアタマの痛い家庭教育だったのだ。

ソ連の専政は「台所政治文化」を産んだ。人々は仕事場では噓をつきながら、夜、台所で(ソ連の一般家庭には客間がないので)友人と集まって、政治を批判したり、普段口にできない内心の話をした。ただ子供に聞かせない様にしないといけなかった。盗み聞いた子供が影響を受けるからだ。全く疑問の余地なく中国で民意アンケート調査が公開で、例えば職場でとか、テレビ映像で撮影されてたりしたら、対象者は噓をつくだろう。せいぜい一番良い結果でも真偽ごちゃまぜだろう。無論、非政治的な話ならあるいは本当の答えをするかもしれないが。

今回の人民論壇ネット上の4つの問題は中国では政治上の高度に”敏感な”問題であり、もしテレビ局が、或は直接面接法でやったなら、得られた回答はおそらく役所が満足するような、しかし半分は噓だったであろう。

だが、ネット上の民意アンケートは匿名だ。投票者は自分の本当の姿を暴露することはない。つまりついに人々は”私的空間”に似たものをゲットしたからこそこの種の調査において、胸の内のつかえを吐き出し本当の話をしても懲罰を受ける心配が無かったのだ。これは滅多に無い機会だといえるし、「当局者」に自分達庶民の本当の声を聞かせてやれる。その結果、この人民論壇アンケートは中共の社会的信任とその制度選択のネット民意調査が中央宣伝部にとって甚だ手痛い結果になった。最後には人民論壇は短い時間で大慌ててこのサイト上の頁を削除するはめになったが、当然「人民日報」はこれについての如何なる報道も不可能であった。

今回の中共の統治にノーと答えた民意調査の結果は歴史に残す価値がある。中共の統治史上このような記録は極めて珍しい。ネット出現以前は民意調査は公開で行われたから、そお結果はやはり噓ばかりで、分析しようにもどうにもならなかった。ネットができてから、国内のネット民意調査が高度な政治的”敏感な”問題について行われることはほとんど無く、中国ネット民の中共に対する態度での真実を知る機会はいくらもなかったのである。

勿論人民日報や中央テレビが普段、いくら万民が我が与の春を謳い揚げ、共産党を推戴している、などと言っても、今回の人民論壇の民意調査が明らかにした真実の民意が表した政治動向を否定する術もない。最後に、なぜウンカの如く数多い五毛諸氏がこの民意アンケート調査で大活躍しなかったのか?私は2つの可能性があるとおもう。一つは五毛達は本来”利益の為に魂を売った”わけで、ネット上で匿名の調査に党の要求通り答えても何の報酬にもありつけないから、やる気をなくしたという可能性。

第二の可能性は一部の五毛は調査には回答したが、誰も自分達を監督する人間がいないので大多数のネット民と同様に本音の方を選択した。彼らの心中の中国の政治への本音と、普段公開のネット空間でネット名で話していることは実は反対だった。つまり、利益のために噓の公開演技する場合以外、彼らも心の中では”中国的特色の道”にはもううんざりしている、ということだ。(終)

拙訳御免。原文は;heqinglian.net/2013/04/17/liestruth/

Print Friendly, PDF & Email
日文文章, 程晓农文集 Tags:中国民意調査, 公開の場では噓をつき, 私的な場合だけ本当のことを言う, 程暁農氏

Post navigation

Previous Post: 北京の自信を打ち砕いた世論調査
Next Post: 世界华文媒体的政治版图 ——北京对海外华文媒体的控制

Related Posts

  • 一“舟”掀起千重浪,“政治追杀”成主调? 程晓农文集
  • 程暁農★中国のダメダメICチップ「大躍進」プロジェクト  2020年10月29日 日文文章
  • 何清漣★米国選挙の怪現象 郵便投票が天下を変える? 2020年10月12日 日文文章
  • ★中国外貨準備のアキレス腱とは?2016年1月15日 日文文章
  • 程暁農★米・中新冷戦は何を意味するのか? 2020年6月8日 日文文章
  • ★2018年の中国のますます深刻化する失業状況  2018年10月17日 日文文章

Leave a Reply Cancel reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

公告

清涟居欢迎各位网友来访并留下足迹。如果有对本网站改善服务的建议,请留言。

导航

  • 学术思考
  • 中国观察
  • 经济分析
  • 世界与中国
  • 国土生态
  • 传媒观察
  • 历史与文化
  • 读书与随笔
  • 采访与演讲
  • 英文文章
  • 日文文章
  • 程晓农文集

友情链接

  • 何清涟VOA博客
  • 何清涟文章日译文链接(由Minya_J先生管理)
  • 何清涟英文专栏(由Ariel Tian管理)
  • 何清涟英文博客(由@kRiZcPEc管理)
  • 夏小强的世界
  • @HeQinglian

学术专著

  • 中国现代化的陷阱
  • 人口:中国的悬剑
  • 雾锁中国
  • 中国政府行为的黑社会化

最新文章

  • 国家安全新领域:美国农地与中国粮食需求
  • 美国左派与马克思主义亲缘密切
  • 拜登经济学VS习近平“战疫”经济学 世界傻眼
  • 习近平对资本的态度缘何飘移不定?
  • 欧盟接受群体免疫 中国为何坚持清零?

好文荐读

好文荐读
  • 张锦华:警惕中共的锐实力——红色大外宣
  • 胡平:郑重推荐《中国:溃而不崩》
  • 当今中国信息库•当前中国解析式 ——评《中国:溃而不崩》
  • 僵而不死的百足之虫 ——评何清涟,程晓农《中国:溃而不崩》
  • 从一个陷阱到另一个陷阱

日文文章

  • 何清漣★フランスの「エレガント・レフト」が米国の極左を恐れる 2021年3月16日 0 Comments Posted on: Jun 6th, 2021
  • 程暁農★バイデンの中国政策の二つの顔 2021年03月11日 0 Comments Posted on: Jun 6th, 2021
  • 何清漣★趙婷の「ノマドランド」が映し出す米・中の社会病  2021年3月9日 0 Comments Posted on: Jun 6th, 2021
  • 程暁農★米軍の最新の米中軍事対立情勢評価  : 2021年2月23日 0 Comments Posted on: Jun 6th, 2021

Featuring Top 4/903 of 日文文章

Read more

Meta

  • Register
  • Log in
  • Entries feed
  • Comments feed
  • WordPress.org
  • 中美贸易战,输赢看什么? 程晓农文集
  • 中国外宣产品皇冠上的“明珠”:人权白皮书 传媒观察
  • 奥巴马留下了哪些“政治遗产” Uncategorized
  • 全球产业链重置 中越引资位势之变 世界与中国
  • 进退维谷的在华外商 经济分析
  • 叙利亚难民潮的中国“启示” 世界与中国
  • 在强权面前,所有人都是弱者 世界与中国
  • 他人的经验与我们的现实 学术思考

Copyright © 2022 清涟居.

Powered by PressBook News WordPress theme