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毛沢東式の力づくで紅色貴族資本主義を死守ー習近平執政の青写真(その1)

Posted on May 14, 2013May 16, 2013 By 何清涟 1 Comment on 毛沢東式の力づくで紅色貴族資本主義を死守ー習近平執政の青写真(その1)

何清漣氏@HeQinglian ブログ

2013年05月15日

日本語全文概訳/Minya_J Takeuchi Jun
http://twishort.com/q7qdc
2013/5/15

習近平の執政が半年を過ぎようとし、執政方針が大変ハッキリしてきた。自ら「紅色政権の守護者」になることを政治的使命としているということだ。この事実の前には如何なるアホな夢想家も習が所謂「政治民主改革の大業」とやらを実行するという説を頑固に唱え続けるのは難しいだろう。

《9号文件が示す習近平の政治青写真》

最近、中共中央の発効した『当面のイデオロギー状況に関する通報』がネット上に伝わった。その文献番号が「2013ー9号」だったために、「9号文献」と略称される。この文件はすでに県長・連隊長クラスまで下りており、重慶、吉林省市では関連した学習のニュースが報じられている。

この通達は●「全世界で通用する人類共同の価値観」を宣伝することは中共の指導性を排除し、党に譲歩を迫るものである。●市民社会」の主張は党の基盤以外に新たな政治勢力を作ることである。●”新自由主義”の理念は国家の巨視的視野からのコントロールに反対するものであり、●「西側の報道の自由」を提唱することは、党が一貫して堅持してきた『党の声』論に反対し、党のメディア指導から離脱し、●ソ連のかっての改革時に「公開化」を行って、世論を惑わし党と社会を乱すものである。●「歴史的虚無主義」は党の指導下の歴史問題に対して人々が普遍的に受け入れている事実を否定して、毛沢東と毛思想を極力貶めようとし毛指導時期の中国共産党の歴史的役割を全否定して、共産党の合法的指導性を弱めようとするものである。●改革開放を歪曲する様々な説は、改革中に官僚資産階級、国家資本主義 が出現し中国の改革は不徹底で、政治改革を進めることによってのみ、完全な経済改革ができるなどというものである。等等。ネットで騒がれた『7つの禁止』というのは、実際は上記9号文献の精神のエッセンスである。

共産党中央は高校教師に教科で「世界共通の普遍的価値」「報道の自由」「市民社会」「市民権利」「党歴史の過ち」「権力貴族資産階級」「司法独立」を教えてはならないとされた。「9号文件」精神について『光明日報』は「二つの『否定してはならない』の重大な政治意義」を発表し、習近平が言った「改革開放後をもって以前を否定してはならぬ」「改革開放以前の歴史をもって以後を否定すべからず」以外にさらに特に強調したのは「もし当時、毛沢東を否定していたら、我が党はやってこれたか?これなければ天下大乱になっていた」と同時に中国の各政府は毛沢東生誕120周年の準備をしっかりやるように、と。

これで習近平の執政の青写真がハッキリした。手順を守ってやってればそれて安心。つまり毛・鄧・路線で決まり、ということ。毛を師匠とし、毛から学んだことは権威を一身に集める強権政治、鄧小平を師として「国家オポチュニズム」の精神、鄧時代の「改革の果実」、即ち官僚資産階級、国家資本主義、国家経済の広汎な制御(中共による国家資源の制圧と収奪)を維持することだ。ハッキリしていることは民衆の紅色貴族資本主義に対する恨みつらみにはなんら緩和措置を講じず、それどころか毛式の強権豪腕政治で鄧・江・胡が形成した利益配分の骨組み構造を防衛する。これが習の青写真の骨子だ。

《習近平は毛式の強引な愚民統治をやれるか?》

私はずっと習近平が「紅色政権の守護者」たらんとする決心をしていたと確信してきたが、ただ、その運と能力については疑わしいとおもっている。まずその「運」の方からみてみよう。つまり毛沢東時代の閉鎖国家という条件下の愚民政治を今、おこなえるか、ということだ。

毛沢東統治の最大の特徴は「銃とペン」によって「3独占」、即ち権力、リソース、真理(これは鄧小平以後は「世論」の独占)を独占していたことだ。ただ毛統治時代は「銃」は主に抑止用だった。胡温統治期の様にしょっちゅう警察の暴力で民衆に対峙したわけではない。毛が国内には暴力をあまりつかわずにすんだのは厳しく全党全軍全国人民の思想をコントロールし、国民を自分から服従する気持ちにさせていたからだ。毛がこの種の強引な愚民統治を行えたのも、中共党内でその建政の手柄と党内等級制のトップという利益を謳歌できたからと、全中国が閉鎖封鎖型の社会環境だったからである。

ニュースの伝達ということだけでも、当時は全中国で「2つの新聞と一つの雑誌」つまり人民日報と解放軍報、雑誌は「紅旗」だけ。それに中央人民放送局。これらの「党の声」の主要任務は「毛沢東主席の声と党中央の声を伝える」だった。幹部達のニュースソースはちょっとはマシで、属するクラス別に読めるニュースや各種の内部情報があった。度胸のある民衆はVOAやモスクワ放送、台湾、香港の放送局を聞いたが、すべて「敵性局をこっそり聴く」わけで捕まると3年から更に重い刑期が待っていた。また例えば青年が自分達でマルクスレーニン主義の勉強会を組織しても犯罪となった。私の知人はこれで「反革命罪」に問われて10年の判決を受けた。というわけで、厳しい政治社会のコントロール、厳格な情報封鎖、それに政治の強い圧力と民衆の低いレベル、こうしたものが毛沢東の愚民統治を成功させてきた条件だといえる。

習近平は今は中共の権力者では有るが、毛沢東がおこなった強引な統治の前提と成った諸条件を備えているわけではない。まず鎖国による閉鎖社会環境がもはや存在しない。対外開放政策と情報封鎖・思想コントロールは全くと言って良い程相容れないものだ。かって鄧小平は西側の文化価値観は中国の門からは入れまいとしたが、「精神汚染除去」も「ブルジョア的自由反対」の阻止も最終的には失敗した。江沢民・胡錦濤時代に、中共は全力を絞り出してメディアコントロールをはかったが、世界はすでにインターネット時代にはいっており、技術革新が進むネットを支配下に置くのは極めてむずかしかった。どころか、伝統的メディアでも、中共は党の声だけを伝える、という従来構造の維持には困難をきたしている。

ネット時代には「情報ギャップ」「デジタルデバイド」が出現し世界的な情勢への認識にはソースによって大きな違いがある。ネットに接続できるか否か、情報統制の”万里のファイアウォール”を越えられるかどうかでその人の情報の深度と広さには差が出る。しかし各種の情報は洪水のようにあらゆるところから人々の日常生活にしみ込んで来るから、中共も全国人民をただひとつの思想を信奉させ、党内外がひとつに声を合わせるような愚民統治を維持するのはもはや不可能だ。毛沢東も晩年になって、腹の内では自分に批判的な人々が決して少なく無く、自分の地位も砂上の楼閣のごときものであることには気がついていた。そしてその死後一ヶ月で江青ら4人組に対する指導者層の政変が起き、毛の当代に並ぶ者ない”偉大な地位”は崩れ去ったのだったのだった。

習近平が総書記になった今、毛沢東時代の共産党への信仰はすでに跡形も無い。中共党内はすべて現世利益の分け前を原理として統治されている。 統治者と庶民の「飯を喰わせてもらってるうちは言うことをきく」という「パンの契約」の範囲も増々狭まっている。強硬な「平穏維持」システムの出現は、中共統治がすでに民衆の信頼に依拠できず、暴力的手段によってしか頼るものがないことを示している。

習近平の地位は、党・政府・軍の最高指導位によって与えられたもので、自分の功績や能力によるものではない。かって外国メディアの記者が、習近平が選ばれる前に、こう質問したことがある。「習近平は地方で段々出世して来たという経歴以外、その政治経歴は下の各県や市を歴任しただけで、他にこれという実績はないのに、どうやって他の人を従わせるのだろう?」と。「中国新聞周刊」はかって、「乾隆帝はなぜ皇帝の地位を凡庸な嘉慶帝に譲ったか?」という記事で、「嘉慶帝は品行方正で政治に勤勉だった」が「治国の方面では何もせず、あきらかに無策で凡庸だと体中に書いて有る様なものだった」と。これは2012年7月13日の古い記事なのだが、ネットで何度も繰り返し出て来ており、多くの人達がはっきり「ありゃ、現在の”皇帝”のことをあてこすってるんだわ」と話している。

人類の歴史で、独裁者が暴力と噓デタラメによって統治した結果はうまくいかない。チャウシェスクやカダフィの最後は悲惨きわまるものだった。習近平が毛沢東の強引な愚民政治をもって、鄧・江・胡三代にわたる紅色貴族資本主義を守りたいとおもっても、空しい願望だろう。習が毛沢東を崇拝しても毛の威望も時代の条件もないし、プーチンを敬慕しても、プーチンの権勢を広げた自然資源の基礎(と、国際エネルギー価格の上昇)という条件はない。

このような背景のもとで、習近平が暴力とデタラメな言葉で中共の権力を守ろうとしても、各種の社会衝突が日々に激烈になる今日の中国で、この「政治青写真」は一体どれほどの成功が期待できるというのだろうか?(終)

拙訳御免。 原文は www.voachinese.com/content/heqinglian-20130514/1661147.html に。

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日文文章 Tags:9号文件, 何清漣, 紅色政権の守護者, 習近平

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