• ★「古い世界をぶっこわせ」――米国の「文革」⑵ 2020年6月18日

    by  • July 24, 2020 • 日文文章 • 0 Comments

     「警察の予算を無くせ」(defund police)が、各州の警察官が身動きが取れなくしている間に、米国の歴史的な文物、とりわけ建国時と南北戦争時期の銅像などの、さまざまな破壊が米国中で大流行です。中国で文革を経験した人なら皆、知っていますが、これは「文化大革命(文革)」初期に「破四旧」(4つの古いもの=旧思想、旧文化、旧風俗、旧習慣を打破せよ運動)の名で行われたものです。当然、「三尺の氷は一日の寒さでならず」で「アメリカの文化大革命運動研究報告書
    では、こうした動きは、2017年のオバマ前大統領の第一任期の末には起こっていたと指摘しています。数年間の”熟成”を経て、米国政治の肝心な時期―大統領選挙の年に大爆発し、民主党は先頭に立ってこれを指導する操縦士になっています。

     ★米国文革の師、中国文革の「破四旧」とは

     いわゆる「破四旧」とは、文革時期に自国伝統文化と歴史を、封建主義の残滓として徹底的に否定して、消滅させ、消滅させた破壊者に政治的合法性を与えたものです。ここではっきりさせておくべきは、このような自国の歴史と文化を徹底破壊する文革は、これまでにあった何十もの社会主義国家や準社会主義国家の中で、毛沢東の中国でだけ出現した事実です。

     社会主義の領袖だったソ連では、「破四旧」は起きていませんし、自国文化を封建主義の残滓だと批判して破壊などしませんでした。ピュートル大帝以来の、各種の文化の生み出したものや現代化も、全てソ連が継承する文化遺産であって、プーシキン、トルストイ、ゴーゴリらの文化人はソ連の誇りとされました。中国文革の蛮行は、ソ連や東欧の社会主義国からは、無知で野蛮だと極端に蔑まれたのです。

     先に、中国文革時期の「四旧」とは何かというと、「旧思想、旧文化、旧風俗、旧習慣」の総称で、その源は、「副総帥」だった林彪の「5・18談話」で、1966年1日の「人民日報」社説「一切の牛鬼蛇神を一掃せよ」です。

     後にこれは、中央文革小組が出した文革綱領の「16条」として承認されました。その意味は、無産階級、共産主義、社会主義運動が誕生する以前の長い歴史段階の、あらゆる先人の作った社会形態の残した文化や財富は、全て古く、腐って、反動的であって、絶対にこれを徹底的に破壊し、一掃しなければならないというものでした。

     旧思想とは、孔子や老子、荘子といった秦代以前の諸子百家から、董仲舒(前漢の儒学者)、韓愈(唐の詩人)、朱熹(宋学の大成者)、王陽明(明の思想家)、曾国藩(清の軍人、政治家)、胡適(中華民国の思想家)、劉少奇ら、あらゆる「封建主義、ブルジョアジーの代表人物」の思想、著作であり、彼らの影響下に生まれたその他の作品で、多くの貴重な書籍が含まれています。

     旧文化とは、旧時代の礼儀と制度や、文学芸術、教育思想と実践などの精神活動であり、文字になっているものいないものを含みます。その全ての内容は旧思想より広範なものです。

     旧風俗とは年に一度の祭り、結婚式、葬式、芸能、儀礼、習慣などを含む、衣食住、交通などのすべての世俗的な表れを指します。つまりサブカルチャーです。旧習慣とは、長い時間をかけて現実に形成された行動パターン、傾向、慣習を意味し、古い考え、古い文化、古い習慣に由来するものも含まれます。そこから物事の考え方の心理的なパターンが作られます。
     
     文革の集団的狂気の中で、林彪は副総統として、また毛沢東の「親密な戦友」として、「我々はすべてを破壊する」と呼びかけたものです。「我々は一切の搾取階級の旧思想、旧文化、旧風俗、旧習慣を破壊し、一切の社会主義の基礎にふさわしくない上部構造をを改革し、一切の害虫を一掃し、一切の足かせを捨て去るのだ」と呼びかけました。この時、いわゆる「四旧」とは何かを誰も考えようとせず、いたるところに探し求め、自分と異なる意見を発見するや、「害虫」と断定したのでした。

     1966年8月17日の夜、北京第二高等学校の紅衛兵は「最後通告-旧世界への宣戦布告」と題した大文字のポスターを描きました。 8月18日、毛沢東は天安門広場で 紅衛兵を閲兵し、首都北京の紅衛兵たちは「四旧」を破壊するために街頭に繰り出しました。

     この「紅の8月」の期間中、紅衛兵は全国各地に出かけて行き、これまで王朝が変わっても破壊されたことのなかった中華文明の精神的創造者の孔子の墓や孔子廟を破壊したのです。全国各地の文物古跡、歴史上の有名人の墓もみな紅衛兵の目標となりました。紅衛兵が思い切り破壊できるようにと、毛沢東の腹心、謝富治は公安局、検察局、裁判所破壊法を提案し、司法システムを完全に麻痺させ、「公安6条」を提案してこうした破壊行為を保護したのでした。

     最も有名な紅衛兵の指導者は、北京大学の譚厚蘭(訳注:湖南省の貧農出身女性。1940年-1982年、のち逮捕)でした。 統計によると、1966年11月9日から12月7日までの間、紅衛隊を率いていた譚厚蘭は2,700冊以上の古書、900冊以上の書画の巻物、重文レベルの文物を含む1千個以上の石碑を燃やし6千点以上の文物を破壊しました。中には、70点以上の国宝級の文物と、1千冊以上の稀覯書が含まれていました。 譚厚蘭の一団だけでもこれほどの損失を与えたのですから、全国の紅衛兵たちによる被害は数え切れません。

     文革の時、中国大陸には法律がなく、文化遺産も保護されず、私有財産、個人の自由、私的な領域は保護されていませんでした。 春秋時代の孔子から1949年以前の国民革命時代の登場人物全員が、苦しめられたのでした。

     ★アメリカ文化大革命:すべては反レイシズムの名を借りて

     今回のアメリカ文化大革命のラウンド「破四旧」の目的は、アメリカの歴史を再構築し、植民地主義の歴史を黒人優位の歴史物語に変えることです。 南北戦争時の南軍司令官ジェファーソン・デイビス元大統領 アメリカの新世界を発見した航海士ロバート・リー、アメリカ大陸発見者のコロンブスが、どれも攻撃目標になりました。

     反人種差別活動家たちは、人種差別の像を倒すことを差別との闘いの重要な一歩と考えました。ボストンのコロンブス像が10日に「斬首」を受けた後、民族主義者や植民地主義者の像がペンキをはねかけられたり、落書きされたり倒されたり様々な方法で狂ったように打ちこわしに会いました。

     公民権団体「南部貧困法センター」によると、米国の公有地には南部連合軍の記念物が1747個あるといいます。 780体の像と記念碑、南軍の軍人や政治家の名前にちなんだ103校の公立学校、南軍の軍人や政治家の名前にちなんだ10校の公立学校や「アメリカ連合国」(南部連合)の将軍などにちなんだ軍事基地があります。

     「アメリカ連合国」は1861年から1865年までの間に、アメリカ南部の11の奴隷州によってアメリカから脱退した政権です。これらの像は奴隷制度の象徴となり、最近ではデモ隊の怒りを発散するためのオブジェと化しており、多くの像が倒されたり、ペンキや落書きされています。

     デモ参加者の怒りに直面して、各州の政府(デモの暴力はほとんどが民主党の州で発生した)はほとんどが慰撫する態度を見せ、民主党の主要なリーダー、下院議長ナンシー・ペロシは、黒人に跪く儀式を行うことに加えて、”紅衛兵リーダー”の要求に応じて、10月10日に公然と国会議事堂にあるジェファーソン・デイヴィス、南北戦争時の南軍司令官ロバート・E・リー ロバート・リー)など南連邦大統領を含む11体の「アメリカ連合国」指導者の像の撤去を要求。ペロシは、これらの像は歴史的遺産ではなく、憎しみへの賛辞であり、絶対撤去しなければならない」述べました。

     また、南軍の将軍にちなんで名付けられた軍事基地が全米に10カ所あり、エスパー国防長官をはじめとする国防総省のトップが最近コメントし、名前の変更にも対応しています。 しかし、ドナルド・トランプ大統領は、基地は「偉大なアメリカの伝統の一部」であると述べ、「米国はこれらの『聖地』で英雄を訓練して配備し、2度の世界大戦に勝利したのだ、私の政権は解明など根底から考えていない」と厳しい拒絶をツイートしました。

     ★米国文革は馬鹿騒ぎ段階に突入

     ブラック・ライブズ・マター(Black Lives Matter・「黒人の命は大切 」、BLM)運動から始まって「ポリティカル・コレクトネス」は新たな波を迎え、米国版文革は馬鹿騒ぎのハイな状態になりました。一つは教育革命で、この現象は米国の教育界が長年、集団として努力してきた左傾化の結果で、これは大問題で、別稿で書きましょう。まず、指摘だけしておきます。

     二つには、「焚書」の呼び掛けです。2017年の米国版文革でもこの動きはありましたが、今回、また登場しました。ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)は反人種差別活動をうたいながら、人種差別の怨念を煽り立てるメディアですが、今回、「あなたの本棚は問題の一部」という記事を掲載しました。

     筆者のホワン・ダブリルは、米国の歴史上、人種主義にかかわる書籍、映画、ポッドキャストは大変多く、リストを作ってあらゆる白人視点からの創作作品を除去すべきだと考えています。彼は「植民地化をやめるべき君の本棚」という焚書活動を奨励し、アメリカ人の精神を長年悩ませてきた植民地主義的な物語、文学概念への積極的な抵抗と放棄であると断言しています。一言で言えば、白人の作家や現在の秩序を支える支配的な価値観を排除しようということです。

     「風と共に去りぬ」は、百年も前からある不朽の文学的傑作ですが、長年、反人種差別の旗印の下で極左から長い間狙われてきました。アメリカの有料ケーブルテレビ放送局HBOは、この作品と関連する映画やテレビ番組の作品のダウンロードを率先してやめると”自己変革”しました。

     本書の主な「罪」は「白人の視点」です。著者のマーガレット・ミッチェル(1900〜1949年)は80年以上前の黒人の平等な権利運動に関心を寄せ、彼女はこの本から得たお金で、黒人のトップ大学であるモーハウス・カレッジに通う学生を毎年10人の学生を支援するた奨学金を設立しました。彼女の財団は、年俸10万ドル以上の「米国黒人研究科長」という役職を創設し、現在も存在しています。

     ★「革命」の棍棒を共鳴者にも振り下ろす

     米国版文革は、すさまじい勢いで自らの支持者をにも襲い掛かります。 ハリー・ポッターの作者であるJ.K.ローリングは、女性には生理的特徴があると主張し酷評されました。その理由は、LGBTI((レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーセックス)コミュニティの主流は、無性愛こそ正しいと信じているからです。左翼メディア人のダン・エイブラムスがプロデュースした 警官のテレビ番組はキャンセルされ、学生にマーティン・ルーサー・キング牧師の手紙を朗読したUCLAの白人教授はクビになってしまいました(その手紙の中に黒人に非礼の言葉があったとして)。

     中国の文革では、子供が親に反旗を翻して親が命を落とす事件が後を絶血ませんでした。最も有名なのは劉少奇総統の娘の劉濤でした。最悪の結末を迎えたのは張本兵の母親で、張本兵からの密告を受けたために射殺されてしまいました。https://www.bbc.com/zhongwen/simp/mobile/press_review/2013/03/130328_press_son.shtml

      アメリカでは10代の少女に、親が「ポリティカル・コレクトネス」に反する内容を子供に話したところ、こっそり録音され、その子は「親を恥じている」と主張してネット上に公開し、両親には悪罵が殺到しました。

     はるかに離れた英国のBBCも、この”文革”に参加しました。「1984年」の著者ジョージ・ウォーエルの銅像をビル前から撤去すべきだとしたばかりか、古い話を持ち出して、文革を「辞書」にまですすめるべきだと言い出したのです。

     それは、故ボクシングチャンピオンのモハメッド・アリが1971年にBBCの司会者マイク・パーキンソンのインタビューを受けた際に、自分が子供のころ、いいものは全て白だったのに疑問を持った。黒色はみな悪いものだった。「なぜ、告げ口をブラックメールというのだ?ホワイトメールでいいじゃないか、連中だってウソをつくんだから」という話です。

     ★米国の文革は中国文革の兄弟

     中国の文革の特徴は、すべて米国文革に見られます。

     ⑴ 「破四旧」は、文革時期の毛沢東と中央文革(当時の全国最高権力機関)と米国民主党の州知事、市長、国会議員は同じ反応を見せています。毛沢東は、紅衛兵がうまく「破四旧」を行えるようにと、1966年8月22日に、公安部からの「革命的学生運動を鎮圧することを厳禁する」報告を批准しました。

     これは「警察官がいかなる口実でも革命的学生運動に干渉したり、弾圧したりすることは許されない」「警察官が学校に入ることは許されない」ことを繰り返している」「殺人、放火、毒殺、破壊工作、国家機密の窃盗などの確かな証拠を持つ活動的な反革命派を除いては 選挙期間中は法律に基づく場合を除き、逮捕してはならない」となっています。

     一方、アメリカの民主党政権の州は「警察の予算を無くせ」で、デモ隊のデモに出会えば、どこでも警察は撤退します。 この間、警察官がいくら合法的に法を執行していても、何かあったら民主党政権から見放されてしまいます。 アトランタの警察官ギャレット・ロフは通常の法執行中に黒人のブルックスを射殺したら、事実究明より先に、黒人市長から解雇されました。

     ★「破四旧」を激励するメディア

     文革の「破四旧」では、新華社がずっと褒め称える報道を繰り返しました。1966年8月23日付人民日報の「大いに結構」(好得很)では「多くの地方の地名、店の書体 大小を問わず、サービス業の固定観念や悪い習慣の多くは、いまだに封建主義や資本主義の腐った空気を漂わせ、人々の魂を毒している。革命的大衆はこれ以上これを容認すべきではない! 」「何千人もの紅衛兵が鉄の箒を掲げ、数日のうちに搾取階級のイデオロギーを代表するこれらを撤去するだろう。来たれ大掃除!」と書いています。

     一方、「文革米国版」は、民主党の大物たちが満場一致で支持し、民主党のナンシー・ペロシ下院議長が議事堂から、11の歴史的人物の銅像撤去の意向を表明した後、6月15日には民主党が創始者と仰ぐジェファーソンの銅像が、オレゴン州で、民主党の現在の基盤となる BLM運動によって引き倒されました。ニューヨーク・タイムズ紙、CNNなどアメリカの主流メディアは、このような行為を称賛しています。 あらゆる都市で暴力が出現する中でも、日常的に「平和的な抗議」と称賛さるのです。

     ★「唯我独尊」の中国、「ポリコレ」の米国

     文革時のポリコレは「唯我独尊」でした。ある革命歌の歌詞は「革命に立ち上がれ、革命せんやつはクズ。反革命のイヌの頭をぶっつぶせ」、「悪臭放つやつらをやっつけ、足で踏みつけ、永遠に叩き潰して絶対逃がすな」と、距離を置くことも許されません。革命落後分子にされて、「教育と改造」を受けさせられます。自分では賛成し難い、嫌悪するような行為でも、賛成させられてしまうのです。

     米国の「ポリコレ」は、例えば人種問題、政治的な傾向、LGBTIへの態度などデリケートな問題は、公然と論じない、トランプ大統領支持を公言することもはばかるという「高度な自律」を人々に取らせまし、勤め先でそんなことを口走ったらクビになる恐れもありました。

     これが、2016年の大統領選挙で、事前アンケートが無茶苦茶な結果となった理由で、大多数の人々が態度表明をせず沈黙していたからです。米国人は、いまやSNSの上でしか各種の意見を言えなくなっていますが、左翼たちは、BLMの暴力行為を含むデモに対しては、絶対支持しなければならず、「沈黙は暴力支持だ」(Silence is violence)と主張しています。

     アメリカの原点は、憲法に基づく法の支配と自由市場を、法の制約の下での個人の自由です。しかし、 左翼が米国版文化大革命を立ち上げたのは、「破四旧」が最終目標ではないことは間違いないでしょう。究極の目標は、ポリコレを利用して様々な意見を異にする人々をやっつけ、最終的には、米国の法の支配を覆し、憲法で保護された個人の自由と私有財産権を侵害し、米国を徹底的に変えることです。

      米国は、非情な現実を直視しなければなりません。それは、対外的な平和的進化や色彩革命が自滅した一方で、自国は、民主党などの極左勢力に「ポリコレ」という概念を利用されて、次第に変化させれていることをです。(終わり)

    これまでの何清漣さんの論評の、翻訳はこちら

    過去のものはウィンドウズやMacのサファリでは、句読点が中央配置になります。Macのchromeがおすすめです。なお、「拙速」でやってますので誤字、脱字ご勘弁。(電子本の方は校閲して直してあります。多分w) なお、お気付きの点がございましたらお知らせください。ツイッター → @Minya_J。

     原文は;

    何清涟专栏:移除历史的美国「破四旧」、禁书——美国文革正在进行时(2)

    2020年06月18日

    用Defund Police将各州员警手脚捆住之后,各种毁坏美国历史文物尤其是建国及南北战争时期塑像的暴行在美国大行其道。经历过中国文革的人都知道,这一套在中国文革初期,是以「破四旧」的名义进行的。当然,冰冻三尺,非一日之寒,《美国文革运动考察报告》记述了这些早在2017年甚至是欧巴马第一个任期末尾就发生的事情。经过几年发酵与酝酿,在美国政治的关键时期——大选年集中爆发,民主党这位操盘手几乎就在前台指导。

    美国文革之师:中国文革的「破四旧」

    所谓「破四旧」,就是将本国的传统文化与历史全视为封建糟粕彻底否定、予以1 消灭,为破坏者寻找政治合法性。这里,必须说清楚的是,这种彻底否定本国历史与传统文化的文化革命,在曾经出现过的几十个社会主义及准社会主义国家中,只有毛泽东的中国出现过。社会主义的领头羊前苏联从未「破四旧」,也未将本国文化斥为封建糟粕大肆批判或毁损。自彼得大帝以来的各种文化成就与现代化建设,都成为苏联继承的文化遗产,普希金、托尔斯泰、果戈理等文化名人都被苏联引以为骄傲。中国文革之野蛮,苏联及东欧的社会主义国家极为不屑,认为是无知与野蛮。

    先得介绍一下中国文革时期的所谓「四旧」。所谓「四旧」,是「旧思想、旧文化、旧风俗、旧习惯」的合称,源于中共「副统帅」林彪的《五·一八讲话》,明载于1966年6月1日《人民日报》社论《横扫一切牛鬼蛇神》,后来被中央文革小组颁发的文革纲领性檔《十六条》肯定。指在无产阶级、共产主义、社会主义运动产生以前的漫长历史阶段里,所有先人创造、社会形态遗留下来的文化财富,都是旧的、腐朽的、反动的,必须与之彻底决裂,清除干净。

    旧思想,是历史上从孔子、老庄等先秦诸子,经董仲舒、韩愈、朱熹,到王阳明、曾国藩、胡适、刘少奇等所有「封建主义、资产阶级代表人物」的思想,既指他们的着作,也指在他们影响下的其他作品,其中不少是珍贵典籍。旧文化,指旧时代的礼仪制度、文学艺术、教育思想和实践等精神现象,既有成文的,也有不成文的遗存。它包含的内容比旧思想的范围更广。旧风俗,则指衣食住行,包括年节、婚丧、娱乐、礼节、习惯等一切世俗表现。属于一种亚文化。旧习惯则指现实中长期生活形成的行为模式、倾向、风气,也包括从旧思想、旧文化、旧习惯派生出来的心理定式。

    在文革那种集体发疯的年代,林彪作为副统帅,毛泽东的亲密战友,他号召「我们要打破一切剥削阶级的旧思想,旧文化,旧风俗,旧习惯,要改革一切不适应社会主义经济基础的上层建筑,我们要扫除一切害人虫,搬掉一切绊脚石」时,没有人再去思考、探究所谓四旧是什么,因为只要发出不同意见,就成为要被扫除的「害人虫」。

    1966年8月17日夜,北京市第二中学的红卫兵拟就了大字报《最后通牒——向旧世界宣战》,宣布要「砸烂一切旧思想、旧文化、旧风俗、旧习惯」。8月18日,毛泽东在天安门接见红卫兵之后,首都北京的红卫兵开始走上街头「破四旧」。「红八月」期间,红卫兵全国各地出去,中华文明的精神塑造者孔子墓与孔庙,即使改朝换代也从未被破坏,却在文革时期被捣毁,全国各地的文物古迹、历史名人坟墓,几乎全都被红卫兵光顾过。为了让红卫后砸个痛快,毛的亲信谢富治提出砸烂公检法,让司法系统彻底瘫痪,并出台《公安六条》为这类行为保驾护航。

    在「破四旧」方面最有名的红卫兵头子就是北京大学的谭厚兰。据统计,从1966年11月9日至12月7日,谭厚兰率领红卫兵共毁坏文物6000余件,烧毁古书2700余册,各种字画900多轴,历代石碑1000余座,其中包括国家一级文物70余件,珍版书籍1000多册。仅一团队就造成如此损失,全国各地的难以计数。在文革时期,中国大陆没有法律、俨然一片乱世,没有受保护的文化遗产,没有受保护的私人财产、私生活领域,没有受保护的人身自由,从春秋时代的孔子,到1949年以前的国民革命时期人物,无一不遭受荼毒。

    美国文革:一切以反种族歧视为名

    美国文革本轮「破四旧」,目的是为了重构美国历史,将殖民主义历史改变为以黑人为主的历史叙事。前总统杰弗逊·大卫斯(Jefferson Davis)、南北战争时期南方联军总司令罗伯特·李(Robert Lee),发现美洲新大陆的航海家哥伦布无一例外地成为示威者的重点打击对象。有许多示威者认为,推翻种族主义者雕像为反歧视抗争的重要一步,波士顿一座哥伦布雕像在10日被「砍头」示众之后,各地掀起种族主义者及殖民主义者雕像的狂潮,推倒、泼漆及涂鸦等各种方式层出不穷。

    美洲新大陆的航海家哥伦布无一例外地成为示威者的重点打击对象。(汤森路透)

    据民权组织「南方贫困法律中心」的统计,美国公有土地上共有1747个南方邦联的标志物,包括780座雕像及纪念碑,103座以南方邦联军事或政治人物命名的公立学校及10座以南方邦联将军命名的军事基地等。南方邦联为1861年至1865年由11个美国南方蓄奴州从美利坚合众国分裂而出的政权,这些雕像也成了奴隶制的象征,近来沦为示威者发泄怒火的物件,许多都被推倒、泼漆及涂鸦。

    遭群众大肆涂鸦、美国维州百年的李将军雕像。(汤森路透)

    面对示威者的怒火,各地政府(示威暴力多发生于民主党州)大多采取回应及安抚的策略,民主党的重要领导者、众议院议长南茜·佩洛西为了配合革命小将的要求,除了开启向黑人跪拜仪式之外,还于10日公开呼吁,要求移除国会山内11座南方邦联领导人雕像,包括美利坚邦联总统杰弗逊·大卫斯(Jefferson Davis)、南北战争时期南方联军总司令罗伯特·李(Robert Lee)等在内。佩洛西称:「这些雕像是向仇恨致敬,而不是历史遗产,必须移除它们。」

    另外,全美有10个以南方邦联将领命名的军事基地,国防部长埃斯珀等五角大楼高层日前均对改名持开放态度。不过美国总统川普发推文强硬拒绝,称这些基地已是「美国伟大传统的一部分。美国在这些‘神圣之地’训练与部署我们的英雄,并赢得两次世界大战,我的政府压根没想过要改名。」

    美国文革进入疯闹阶段

    趁着黑命贵运动掀起的政治正确新高潮,美国文革疯闹进入高潮。

    一是教育革命,因为这现象是美国教育界多年集体努力向左再向左的结果,兹事体大,得另写文章。先埋好线索,提个醒。

    二是号召焚书。2017年以前的美国文革中,就有人提出此议,这次卷土重来。NPR是家以反种族主义之名煽动种族仇恨的媒体,这次发表了一篇文章《你的书架就是问题的一部分》,作者胡安·达维尔认为在美国历史上,关于种族主义的书籍,电影和播客(Podcast)非常多,要列举一张清单,清除所有按白人视角创作的作品。他肯定「去殖民化您的书架」这场焚书运动,认为这是积极抵制和抛弃长期困扰美国心理的殖民主义叙事,叙事和文学观念——归总一句,他要清除白人作者和支持现行秩序的主流价值观。

    Gone With the Wind(中文译名《飘》或《乱世佳人》),是美国历百年而不衰的文学名着,早就被打着反种族歧视旗号的极左派盯上。HBO干脆自我革命,率先将此作品以及相关影视作品下架。这本书的主要罪名是「白人视角」,该书作者玛格丽特·米切尔关心黑人平权运动,80多年前,她用这本书的稿费设立奖学金,每年支持黑人顶尖学院Morehouse College十名黑人男青年受大学教育。从设立至今,她的奖学金至少培养了八百多黑人男青年。她的基金会设「美国黑人研究系主任」一职,年薪十几万,至今这个职位仍然还存在。

    革命大棒挥向同路人

    美国文革正以疯狂的速度在吞噬自己的支持者。《哈利波特》的作者J. K. Rowling由于坚称妇女有生理特征遭到猛轰,因为LGBTI这个群体中的主流认为无性征才是正确的;左翼媒体人Dan Abrams制作的员警电视节目被取消;UCLA的白人教授因对学生朗读马丁·路德·金的信(其中有对黑人不敬的字眼)而被下课。

    作者强调,美国对外和平演变与颜色革命无疾而终,本国却已经被民主党等极左用「政治正确」观念逐渐演变了。(汤森路透)

    中国文革中子女检举父母而导致父母失去生命的事情比比皆是,最有名的是国家主席刘少奇的女儿刘涛,最惨结局则是张红兵的母亲,因其被张红兵举报而被枪毙。美国一少女则偷偷录下其父母与子女交谈时的政治不正确言论放到网上,自称以这种父母为羞耻,引来无数人对其父母的恶语攻击。

    远在英国的BBC这次也加入文革行列,不仅要移除大楼前的《1984》作者奥威尔的雕像,还旧事重提,将文革深入到字典,称已故拳王阿里曾于1971年接受BBC主持人麦克·帕金森的采访,期间他谈到自己年幼时就很好奇,为什么一切美好的事物都是白色的,而黑色却让人有不好的联想:「为什么白人不说‘发白函’,他们也会撒谎呀」。(英语称诬告信为black mail)

    美国文革是中国文革的精神兄弟

    中国文革的几个特点在美国文革当中全部呈现。

    1、对于破四旧,文革时期的毛泽东及其中央文革(当时全国的最高权力机构)与美国民主党州长、市长、国会议员做出相同反应。毛泽东为了让红卫兵顺利「破四旧」,1966年8月22日批准、转发公安部给毛泽东和中央的报告《严禁出动员警镇压革命学生运动》。其中规定「不准以任何藉口,出动员警干涉、镇压革命学生运动」,「重申员警一律不得进入学校」,「重申除了确有证据的杀人、放火、放毒、破坏、盗窃国家机密等现行反革命分子,应当依法处理外,运动中一律不逮捕人」。美国民主党当家的州则Defund Police,抗议者的示威到哪里,员警就从哪里退出。这一期间,不管员警执法如何正当,只要出了事,必被民主党州政府抛弃。亚特兰大的员警警罗尔夫(Garrett Rolfe)正常执法过程中枪击黑人布鲁克斯致死,被该市黑人市长不分青红皂白于第一时间开除。


    2、中美两国媒体都对「破四旧」给豫鼓励。

    文革的「破四旧」,新华社对此进行了连续的歌颂性报导。人民日报发表社论《好得很》(1966年8月23日)指出:「许多地方的名称、商店的字型大小,服务行业的不少陈规陋习,仍然散发着封建主义、资本主义的腐朽气息,毒化着人们的灵魂。广大革命群众,对这些实在不能再容忍了!」「千千万万‘红卫兵’举起了铁扫帚,在短短几天之内,就把这些代表着剥削阶级思想的许多名称和风俗习惯,来了个大扫除。」

    美国文革则获得民主党大佬们一致首肯,民主党众议院议长南茜·波洛希宣布要移除国会大厦里11座历史人物的塑像之后,6月15日,民主党奉为创始人的杰弗逊之塑像在俄勒冈州被民主党现在的社会基础BLM推翻在地,踏上数十只脚;波士顿决定移除该市的林肯塑像。美国的主流媒体纽约时报、CNN、华盛顿邮报都对此类行为豫以赞扬,哪怕暴力在每个城市出现,照例称赞是「和平抗议」。

    作者强调,左派发动美国文革,「破四旧」绝对不是他们的最终目的,接下来就是用政治正确整肃现实中的各种不同政治立场的人。(汤森路透)

    3、中国的「唯我独革」与美国的政治正确

    中国文革时期的政治正确叫「唯我独革」,有首歌词就是「革命的站过来,不革命的滚蛋,反革命狗头要狠狠砸烂」,「斗垮斗臭,再踏上一只脚,让其永世不得翻身。即使想置身事外」,当逍遥派也不可得,会被当作不革命的落后分子,时时接受革命派的教育与改造。人们被迫违心地赞同一些自己并不认可甚至厌恶的行为。

    美国的「政治正确」,早就让人们高度自律,不在公众场合讨论一些敏感话题,比如种族问题、政治倾向,对LGBTI的态度,甚至公开表态支援川普就是错误,一旦被任职机构发现,有丢饭碗之虞。这就是2016年的大选民调错得离谱的原因,因为沉默的大多数不愿意表态。美国人现在只能在社交媒体上发表各种言论,但左派们说了,对BLM的示威游行包括暴行,必须表态支持,沉默就是对黑人的暴行(Silence is violence)。

    美国的根基就是宪政基础上的法治与自由市场,以及法律约束下的个人自由。左派发动美国文革,「破四旧」绝对不是他们的最终目的,接下来就是用政治正确整肃现实中的各种不同政治立场的人,最终目的就是颠覆美国的法治,侵犯宪法保护的个人自由与私有产权,对美国进行彻底的改造。美国必须面对一个无情的事实:对外和平演变与颜色革命无疾而终,本国却已经被民主党等极左用「政治正确」观念逐渐演变了。

     ★「古い世界をぶっこわせ」――米国の「文革」⑴ 2020年6月13日 

    中国 何清漣

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