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    ★「人民の名において」の「悪徳官僚」主人公の人気の秘密★ 2017年5月18日

    by  • May 18, 2017 • Uncategorized, 日文文章 • 0 Comments

    連続テレビドラマ「人民の名において」(「人民的名義」/監督・李路、脚本・周梅森)の放送は終わりましたが、まだその余韻で、色々な論議が戦わされています。最も同情された劇中人物は「漢東省」(*劇中の省名)の公安庁長の祁同偉(チー・トンウェイ)です。その成長、愛情、婚姻、そして手段を選ばずのし上がろうとして、最後に殺人を犯し、自殺するのですが、視聴者の道場が一身に集まりました。自殺する際の、「神様なんぞ糞食らえ」というセリフは、大いに聴衆の共感を得たに違いありません。理由は、単純でもあり複雑でもあるのですが、つまり、大多数の中国人は「中国人の8割は祁同偉と同じだ」と感じ取ったのでしょう。Read more →

    ★北朝鮮の核の脅威の背後の「四カ国演義」★  2017年3月27日

    by  • May 16, 2017 • Uncategorized, 日文文章 • 0 Comments

    北朝鮮の核は米国、韓国、中国に影響し、東北アジアの安全を脅かしています。現在、米国の圧力はますます強まり、挑戦核問題は既に「巻物が開かれ、最後の短刀が姿を現す」(事態が進んで、最後の場面が現れる」)ところまで来ています。「事態が進む」とは、朝鮮の核による恐喝が日増しに勢いを増し、中国ももうこれ以上、無関係なふりをすることが出来なくなり、米国の対中、北朝鮮への圧力も、ますます大きくなって来ていますが、その効果は明らかではなく、韓国は、北朝鮮の核の脅威に対する態度が比較的曖昧なままであること。そして、「最後の場面」とは、各国の手の内のカードが明らかになる日がどんどん迫っていることを言います。...

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    ★文在寅の民意基盤について★  2017年5月16日

    by  • May 16, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

     民主選挙の最大の長所は、民意の支持のない人物が権力の座に就くことがないことです。しかし、民意は極めて移ろいやすいもので、どんな政治的結果がそこから生まれても、民意の責任を追及することは出来ません。ここでは文在寅(ムン・ジェイン)大統領の韓国が「北朝鮮核問題四カ国演義」にどのような役割を果たすか分析します。

     

    文在寅の当選は民意が政党を変えたかったからだけではない

     「北のシンパ」文在寅が当選で、少なからぬ論評は、これは朴槿恵前大統領の腐敗と、保守党の対応の失敗が、韓国人が強烈に政権政党の交代を求め、政治的な主張が二の次になったが故に起きた、としています。こ...

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    ★北京フォーラム、「一帯一路」の大変身だが…★  2017年5月14日

    by  • May 14, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

    5月14日、中国は北京で「海陸二つのシルクロード計画」(「一帯一路」)の国際協力フォーラムが開かれます。「計画」が提起されてから3年以上たった中で、最高レベルのフォーラムで、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ、欧州連合(EU)の百以上の国家が参加表明し、「世界が、反グローバル化の逆流の中にあって、中国による土台の上で、習近平が総指揮をとる、世界各国が奏でる交響曲である」と、北京は誇らかに宣伝しています。ただ、華やかな表面の下を注意して見ればすぐ分かることですが、2013年に中国がこの計画を打ち出してから、これまでに、世界の経済構造には大変化が起きており、中国の「計画」は目的から、資本募集の...

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    ★安邦保険・呉小暉は「鄧一族メンバー」で居られるか?★

    by  • May 8, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

    2017年5月8日

     中国の新たな金融市場再大掃除で、中国の新たな金融市場再大掃除で、「趙家の一員」(支配者一家の身内)だった「安邦保険グループ」は、明らかに巨大なターゲットとしてマークされています。5月5日、中国保険監督管理委員会(中国保監会)は安邦保険の商品の一つが、規定に反して市場秩序を乱したカドで、3カ月間、新商品(*ファンドなど)の申請を禁止する「保監会管理通知2017-14号」を公表しました。政府系メディアは、一致して、この措置は、「中央が、資金の実需から、虚業部分へ流れることに対する、『金融反腐敗キャンペーン』である」と言っています。

     ★「安...

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    ★尊厳の欠如—幻影の富では中国病は隠せない★ 2017年5月5日

    by  • May 5, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

     たまたま目にした、李静睿(*リー・ジンルイ、女流作家)の「ペストの里の異邦人」(鼠疫里的异乡人)に、ツイッター上で大変有名な何人かの名前に言及しているのを読みました。中共裁判所によって判決の言い渡された弁護士・夏霖(*@xialinlawyer)、長らく入院を強いられている護憲人士の胡佳、牢屋につながれている許志永(*人権活動家。民間公益組織「公盟」共同創設者)です。作者は、こうした「プロテスター」の内心の葛藤を描き出し、最後は、「パラレルワールドは確かに存在する。光が差す側では、むだ話をして、愛情を享受しているが、隠れたダークサイドでは、反抗し、苦汁を飲まされる。私はシャトルのように...

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    ★報道から読む「海航グループ」の後ろ盾の謎⑵★ 2017年5月1日

    by  • May 3, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

     「報道から読む「海航グループ」の資本の謎(1) 」では、「海航グループ」の仰天の、1000万元から1900億元への飛躍的発展ぶりを紹介しました。そうなると次の疑問は、「コイが竜になるような大変身には、一体、どんな後ろ盾がいるのだ?」ということになります。それは当然、この十数年来、中国のメディア記者が、特別報道で掘り出そうと努力してきた理由でもあり、その報道から垣間見えます。後ろ盾の謎は、西側メディアは、郭文貴の「海航」関係の暴露資料は直接引用してはいませんが、疑いはますます深まっています。例えば、普段慎重な、「ウォール・ストリート・ジャーナル」も、ついに「海外合併減速せず—海航グループ...

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    ★報道から読む「海航グループ」の資本の謎(1) ★ 2017年4月27日

    by  • May 1, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

     「中国海航グループ」が再び、強烈なスポットライトを浴びています。しかし、今回は以前とは完全に違います。以前は、その中心人物の陳峰や、資本計画が「使っても使っても減らない」点に注目が集まりました。が、今回は、郭文貴のせいです。(*習近平の秘密を握って米国逃亡した実業家。元国家副主席の曾慶紅の腹心。参考;福島香織氏;「郭文貴のVOAインタビューを中断させたのは誰か」)。今回、郭文貴は、4月19日のVOAの、中途で打ち切られたインタビューで、公安副部長の傳政華が、郭文貴の家族と従業員を”人質”として、5千万米ドルを要求すると同時に、党中央紀律検査委員会書記・王岐山の家族の蓄財ぶりと、党中央政...

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    ★TVドラマ「人民の名において」に見る中国政治★2017年4月16日

    by  • April 17, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

     「歌舞伎の見巧者は見所を理解するが、素人はただ騒ぐだけ」と言います。今年話題の、「反腐敗キャンペーン」をテーマにした中国中央テレビ放映のドラマ「人民の名において」(「人民的名義」/監督・李路、脚本・周梅森)の重要なポイントは、「反腐敗」ではありません。と言うのは、どんなに目盛りを粗くしたところで、2012年以来の中国における「反腐敗キャンペーン」の成果、例えば、軍事委員会副主席の徐才厚・上将の家にあった16億元の現金や、巨大なヒスイの壁といったものを銀幕上に再現して見せるわけにはいかないからです。そんなことをしたら、どうセリフや筋書に工夫してみたところで、結局のところ、腐敗の根源は、自...

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    ★中米スパイ戦米国編—経済・技術分野が主戦場★ 2017年4月14日

    by  • April 14, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

    最近、中国と米国の間で、最も声高に論議されているのは貿易戦争ですが、この戦争は話し合いのテーブルの上で論議されます。これに付随しても、テーブルの上で話し合うわけにはいかないのがスパイ戦争です。4月10日、中国の北京市国家安全局は「スパイ行為の手がかりとなる通報奨励条例」を正式に実施しましたが、これは米国が去年から、継続して行って来た中国側の各種のスパイ(米国政府官僚、軍関係者を含む)摘発と、中国側の米国軍事関係企業への浸透が言われていることに対しての、一種の回答だと見なすことが出来ます。

     

    米国籍中国系スパイの今昔

     米国は開かれた社会で、自国の制度には自信...

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