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    ★共産党資本主義の宿命 — 富豪たちの御難 —⑵ 2017年8月11日

    by  • August 11, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

    ★共産党資本主義の宿命 — 富豪略奪 —⑵ 2017年8月11日

     政府と実業家たちの関係が、変化する前兆は、実はとっくにあったのです。しかし多くの人々は、肖建华が北京に秘密裏に拉致され、呉小暉が自由を失ってから、やっと、この事実を正視する気になったのです。あの先読みのカンの鋭い王建林ですら、数年前から情勢がどうもうまくないようだ、と予感しながらも、事態がここまで早く変化するとまでは予想出来ませんでした。

     ★大資本家が「野蛮人」「人食い妖怪」と呼ばれる

     習近平は政権を掌握してから、ずっと、私企業のとめどない肥大ぶりに対して、どうやって私企業の...

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    ★共産党資本主義の宿命 — 富豪たちの御難 — ⑴ 2017年8月10日

    by  • August 10, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

     世界は、この秋の中共19回党大会の人事に専ら注目をしているようですが、私の関心は、それ以上に経済政策の行方にあります。世界周知のことですが、北京はかつて、自分たちは米国の生み出した「世界的常識」に匹敵する、「北京の常識」、すなわち、「中国モデル」を創造するとしていました。その最大の特徴は、共産党政権が主導的に資本主義と”結婚”し、短時間で米国を超える億万長者グループを作り出し、同時に約8割の中国人を社会底辺層に追いやったことです。しかし、第19回大会を前に、北京の政争は硝煙のキナ臭さとともに、はっきりと「富豪抑制政策」を打ち出し、中共政権と資本家の”婚姻”の黄金時代は、正式に終わること...

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    ★中共19回大会前夜の掃討戦★ 2017年8月7日

    by  • August 7, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

     今年秋に予定されている、中共第19回全国代表大会(19大)の政治闘争は、18回大会の権力闘争を引きずっているわけですが、重点は異なります。18回大会時には、権力闘争のライバルたちは全て、それぞれの「権力の砦」(とりで)に拠っていましたし、江沢民、曽慶紅も、元気盛んで、現実にコントロール能力を持っていました。習近平が権力を引き継いだ時点の最初の段階では、薄熙来をやっつけられただけで、それから一年半経ってから、やっと党・政・軍の三大系統の粛清に手を染めることができたのです。この戦いが、まだ19回大会の前夜まで続いているのです。今や、習近平は、郭文貴の背後にいる「老領導(旧指導者)」をシンボ...

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    ★金融治安維持が当局の頭痛のタネ★ 2017年7月31日

    by  • July 31, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

     最近数カ月、私は自由アジア放送の民主サロンという番組で、いつも「資金調達話」で何万元もの投資の元本が消え失せたとかいった、ひどい目に遭った話を聞いてきました。訴えは最後には、政府が人は捕まえるけれども、お金が返ってくるようにはしてくれないと、政府を罵倒するのです。こうした方々がご存知ないのは、現在の社会矛盾の、一大発火点がこの「資金調達」、「マルチ商法.無限連鎖講」、「財テク商品.高利回り金融商品」などの名目で出現する金融詐欺事件の頻発で、中国公安部の不完全な統計では、被害総額一億元(1元は現在は16円程度なので16億円)以上の事件が100件以上発生し、被害者は全国に広がり、金融治安維...

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    ★「未来の後継者」の呼び声高かった孫政才の失脚★2017年7月28日

    by  • July 30, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

     重慶の中共市委員会書記で、第18期中国共産党中央政治局委員だった孫政才(1963年9月~)が失脚しました。世界の注目度も理解も、前任の薄熙来に比べると遥かに及びませんし、せいぜい、「重慶の呪い」だとか言われている程度です。メディアは、彼が高級時計をたくさん持っていて「腕時計オヤジ」と呼ばれていたとか、妻が民生銀行の”奥様クラブ”のメンバーだったとか、毎年の学費が7万米ドルもするコーネル大学に十数万人民元の年収しかないのに、どうやって娘を学ばせられるのだ、とかいった問題を”腐敗”としてあげています。でも、ほとんど全てのメディアは、彼が、「やがてこの国のリーダーになる後継者」の一人として、...

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    超富豪・王健林の「核の傘」はなぜ役立たずに?  2017年7月24日

    by  • July 24, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

    (訳注 :アジアナンバー1の富豪で、ハリウッドや欧州サッカークラブを買収しまくってきた王健林・大連万達集団=ワンダ・グループ=会長が、このほど”悔い改め”、今後は国家の呼びかけに応え、中国国内投資を重点とする、と”恭順の意”を表したその背景。)

     今回、王建林が、中共に睨まれたことでは、多くの人が仰天しました。が、実のところ、金融動静にちゃんと目配りしていれば、中央銀行高官は、早くから警告を発していたのです。今年の3月10、中央銀行総裁の周小川は、国務院の記者会見の席上、こう言いました。

      : 国境を超えた対外直接投資は、流行に乗って、加熱して、盲目的現象と...

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    ★中国の人権状態批判は”内政干渉”か?★ 2017年7月18日

    by  • July 18, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

     劉暁波の病状が発表されてから、葬儀後の処理にいたるまで、米国やドイツ、ノルウェーのノーベル平和賞委員会及び、国際メディアは極めて大きな関心を寄せました。北京は、中国への内政干渉だと文句を言いつつも、しぶしぶ、米・独の専門家の診断を受け入れ、ビデオの一部を公開しました。米国議会も「709弁護士大量逮捕事件」やその他の人権案件と同様に、中国政府に対する非難決議を行いました。こうした状況は、中国政府が言うような、米国などによる中国の内政干渉ではありませんし、中国の怒れる愛国青年の言うような、米国による中国いじめでもありません。その理由は、中国は26項目の国際人権条約に加入しており、米国は国際...

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    ★劉暁波と非暴力運動の隘路★2017年7月14日

    by  • July 14, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

    7月13日、劉暁波さんが亡くなりました。中国にとっては、一人のノーベル平和賞受賞者が亡くなったという意味ばかりでなく、これは非暴力抵抗闘争という政治理念が、中国ではもはやお蔵入りの状態になったことを意味します。

      

    「08憲章」は非暴力闘争路線を宣言した

     中国国内にいた時、劉暁波さんとは遂にお会いするチャンスがありませんでした。彼が、文壇にダークホースとして颯爽と登場した時、私は、復旦大学の経済学科の大学院生で、専攻の勉強に忙しく、当時、全国に起きた”文化フィーバー”を、文学の世界に居る人達ほど深くは感じませんでした。それでも、少なからず彼に...

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    ★社会変化に知識人が必要な理由 — 中欧4国から考える — 2017年7月8日

    by  • July 8, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

     7月6日、トランプ大統領は、ワルシャワで今回の欧州旅行で最初の重要な演説を行い、ポーランドが共産党統治時期に失った自由と民主への願いが最終的に専制政府との戦いで勝利を収めたことを賞賛しました。チェコのプラハの春や、ポーランドのグダニスク労働者のストライキをご存知の方は、皆はっきりと、中欧4カ国が民主を勝ち取るのは容易ではなかったことはご存知でしょう。ただ、ではなぜ、1990年年代始めのソ連と東欧の共産党政権が崩壊後、中欧4カ国だけがモデルチェンジに成功したのか? そして、世界周知のロシアの専政回帰や、バルト海三ヵ国、バルカン国家、前ソ連邦メンバー国家の各グループは、カラー革命や戦争を経...

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    ★共産主義の亡霊がまた徘徊しだした世界 2017年7月6日

    by  • July 6, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

    2016年、ブレクジット(英国の欧州連合離脱)やトランプ大統領誕生という、巨大な二羽の「ブラック・スワン」(訳注 : 予想しがたい出来事)の事件が起きた後、欧州は急激に左旋回して、共産主義を崇拝する各種の言論が堂々と登場しています。英国では、テリーザ・メイ首相の保守党が議会選挙で多数派を失い、福祉主義を唱える左派政党の労働党が捲土重来しました。フランスでは、移民と難民を歓迎し福祉強化を唱える、古くからの毛沢東ファンであるエマニュエル・マクロン(39)が大統領選で勝利しました。グローバル文化はイスラム人口の大移動につれて更に、先鋭な衝突に向かい、フランシス・フクヤマの『歴史の終わり』( 1...

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