• 日文文章

    ★米国エリート連合が「烏合の衆」に負けた理由★ 2016年11月18日

    by  • November 22, 2016 • 日文文章 • 0 Comments

     今回の米国大統領選挙で、ある中国人がネット上で「農村が都市を包囲した」(*中国革命の毛沢東戦略)と評しました。言いえて妙です。まさに米国のカントリー社会の中産階級はトランプ支持の主力で、彼らこそヒラリーを代表とする政治エリート、経済エリート、エリート知識人の強大な三者連合に勝利し、トランプのホワイトハウス入りの道を拓いただけでなく、上院・下院で多数党の地位まで守り抜き、全米の3分の2の州知事も獲得させたのでした。これは選挙前に、民主党陣営や主流メディアが一致していた「共和党崩壊」の予測を完全に覆すものです。

     ★メディアエリートの反省;「ニューヨーク・タイムズ」

    ...

    Read more →

    ★データ操作したアンケートは自分自身をダメにするだけ★ 2016年11月14日

    by  • November 22, 2016 • 日文文章 • 0 Comments

     米国2016大統領選挙が終わり、世界がメガネをずり落とすような結果でしたが、他にもこれまでになかった様々な出来事が起こりました。その一番重要なものはメディアとアンケートに対して疑いが持たれ、反省を招いたことです。

     ★ゲームのルールに関する疑問が次々に

     米国メディアの自己反省はまだ始まったとは言えませんが、外部からの批判は始まっています。日付順にいうと、中国での選挙戦を予想する専門家たちの、「米国大統領選挙の結果。どこで間違えたのか」が真っ先に三つの原因をあげています。エリート意識の欠陥、メディアとアンケートのミスリード、価値観を現実に反映させたこと、です...

    Read more →

    ★庶民の勝利—米国大統領選挙★ 2016年11月10日

    by  • November 22, 2016 • 日文文章 • 0 Comments

     11月8日、米国大統領選が、世界の注目の中で幕を閉じ、米国メディアが産み出した「コルシカの怪物」トランプはついにホワイトハウスへの階段の最後の一段を上り切りました。第45代目のホワイトハウスの主人になるのです。今回の選挙の背後にある米国政治社会の光景は、米国の中産階級、自力で生きるブルーカラー階級が、固い支持と選挙権とよって、トランプのホワイトハウスへの道を敷き詰めたしたといえるでしょう。

     ★トランプ支持者は一体どんな人たちか

     トランプの支持者に関しては、メディアが故意にミスリードを図り、絶対多数が高等教育を受けていない失意のブルーカラーだとしました。多...

    Read more →

    ★米大統領選に焦る世界と米国民情ー新聞を読んでー★ 2016年11月6日

    by  • November 22, 2016 • 日文文章 • 0 Comments

     今年の米大統領戦以前、米国の世界の指導者としての地位は揺らいでいました。欧州連合(EU)の大国政府は米国に不満で、友好関係にはあるとはいえ、米国を不快にさせる小さな動きが結構ありました。中国は米国の指導的地位に「新たな大国関係」を持ち出してチャレンジしますし、新興国家群も米国の繁栄はピークを過ぎたとみて、以前のようには言うことを聞かなくなりました。しかし、大統領選で孤立主義を唱えるトランプが共和党の大統領候補になって「当選したら、外国の余計なことになるべく関わらないようにする」と約束したことから、世界各国と人民は突然、「あんなに嫌っていた米国だが、もし『世界のリーダー』を降りてしまった...

    Read more →

    ★米財務省「中国は為替操作国ではない」なぜ突然、肯定評価?★ 2016年11月4日

    by  • November 22, 2016 • 日文文章 • 0 Comments

     中国政府は外国為替レートの操作を止めたことはありません。変化といえば、せいぜい緩めるか締めるかで、操作そのものを止める気配はまったくありません。これを国際社会、特に米国は一貫して批判してきました。ところが、10月中旬、米国財務省は突然、批判を止めたばかりか、逆に肯定する姿勢を見せました。全く破天荒な出来事でした。

     ★米国はどう言いってるのか

    10月14日、米国財務省は(*2012年に続いて)再び、中国を「為替操作国家ではない」と認めたのです。中国は引き続き為替政策を緩和しなければならないと言いながらも、「人民元のこの一年の減価(depreciation)は...

    Read more →

    ★国際社会はなぜ、習近平の「核心」がお嫌い?★ 2016年10月29日

    by  • November 22, 2016 • 日文文章 • 0 Comments

     中国の十八節六中全回が終わり、人々が期待していた人事調整のニュースは聞こえてきませんが、しかし、会議がこう宣言したのは聞こえました。
     ;全党の同志は緊密に習近平を核心とする党中央の周囲に団結し……確固とした政治意識、大局意識、全面を見渡す意識を持って、しっかりとゆるぎなく党中央の権威と、統一指導を擁護し……。
     海外の輿論は、一般に見られた意見としては、「これは政治と機構改革の大後退で、習近平は毛沢東式のストロングマンとして強権政治をやろうとしている」とあれこれ騒いでいます。

     習近平の前にだって江沢民も「核心」でしたが、だれも江沢民が、ストロン...

    Read more →

    ★米国大統領選と中国指導層交代ー民主と専制の政治競争ー★ 2016年10月27日

    by  • November 22, 2016 • 日文文章 • 0 Comments

     人類の政治史上、2016年の様な出来事は珍しいでしょう。米国では大統領選挙で両党の候補が天地を揺るがすガチンコ公開勝負をやっているかとおもえば、中国では指導者層の入れ替え時期でブラックボックスの中で深く静かに選考作業が行われています。どちらの国家も自分のことで大忙し…ですが、目の隅で相手方をチラチラ見ており、時々批判しあってます。米英のメディアは習近平が任期は二期までというルールを破るのではないかと疑っており、中国の劣悪な人権状態を批判します。北京も米国大統領選挙がスキャンダルだらけなのを見ては「馬鹿げた選挙ぶりは米国が力を失った証拠だ」とほくそ笑んでいます。

     ★米大統...

    Read more →

    ★中紀委の映画「永遠の途上」は何を言いたいのか?★2016年10月24日

    by  • November 22, 2016 • 日文文章 • 0 Comments

     中国の最高権力層が自国の政治腐敗をどうみて、どう解決しようとしているのかを知りたくて、党中央紀律委員会のドキュメンタリー映画シリーズ「永遠の途上」を本気で集中して見ました。第五回まで見終わった私の感想です。(訳者注;6中全会に合わせて放映されているこの中央テレビで放映されているシリーズには習近平の「反腐敗」で失脚した幹部が連日、出演し、過去の「犯罪」を反省する。)

     ⑴ 明らかに「制度的な腐敗」という本質を避けて、根元の問題を腐敗は役人がだらしなく、自分を律してないから思想を改造しなければならない、とすり替えています。

     私は1998年に「現代化の陥穽」(...

    Read more →

    ★中国ーー世界に「バラマキ」大援助時代の終焉★ 2016年10月20日

    by  • November 22, 2016 • 日文文章 • 0 Comments

    今年の9月末までに、中国の海外投資総額は1.13兆米ドルを超えました。しかし、中国資本の野心満々の海外拡張計画はある研究によって冷水を浴びせられました。中国人のいう「大バラマキ」時代の戦略は調整を考えないと、その援助借款は回収できなくなるというのです。

     ★⑴ 中国の援助は途上国の「無料のランチ」

     このレポートは「加速する融資の危険性ー中国のグローバルエネルギー領域の融資発展における収益と危険性」(Fueling Growth and Financing Risk:The benefits and risks of China’s development f...

    Read more →

    ★中国株市場の「新鋭軍」とは★ 2016年10月15日

    by  • November 22, 2016 • 日文文章 • 0 Comments

     最近、国務院は正式に「銀行債権の株式化による市場化に関する指導意見」等二つの文書を発布し、債権の株式化は正式に展開されようとしています。この意味するところは中央銀行が、これまでずっと「通貨の貯水池」として来た不動産市場が溢れそうなので、政府は危険の臭いを嗅ぎつけ、各地方政府に購入制限令を出させる一方で、別の「貯水池」の株式市場へのバルブを開こうとしているのです。

     ★「株式化した債務」の市場化、法制化と、隠された政府の狙い

     国内メディアは既に自由が昔ほどありませんし、ずっと勇気を持って問題点を論じてきた「財新ネット」も最近「報道のあり方に問題がある」として...

    Read more →