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    ★「私有化は許されない」建前の裏で— 中国企業の国営・私営の関係の変化⑵★ 2017年9月10日

    by  • September 10, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

    (★中共幹部は如何にして資本家に化けおおせたか — 中国企業の国営・私営の関係の変化(1)★2017年9月9日から続く) 中国では、1990年代後期に、こうした大規模な私有化が行われたのですが、中共のトップ連はこの事実をはっきりと否定しています。その理由の一つは、いわゆる企業改革の過程で、中共権力集団が徹底的に、国営企業労働者を主体とする社会底辺層を見捨てたからです。こうした行為に政治的正当性があるでしょうか? モデルチェンジした他の社会主義国のプロセスと比較すると、結論は明らかです。

     ★(1)中国は唯一、改革の名で底辺層を捨てた社会主義国家

     元社会主義国...

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    ★中共幹部は如何にして資本家に化けおおせたか — 中国企業の国営・私営の関係の変化(1)★2017年9月9日

    by  • September 9, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

    中国人全ての目が好むと好まざるに関わらず、2017年10月18日より北京で開催される中国共産党第十九次全国代表大会の人事や権力闘争に目を奪われています。が、実は民生に関係するもっと深刻な経済政策がそっと方向転換中です。中国の私営企業が何年もずっと心配してきた「公私合営」が現実になったのです。中国聯合通信有限公司(訳注 : 中国聯通、チャイナ・ユニコム、中国政府によって設立)は8月16日に780億人民元の国有・私有企業持ち株混合所有制(「混改」)方案を発表しました。ギョッとするのは、BATJ(訳注 : 中国ネット企業の4巨頭バイドゥ、アリババ、テンセント、京東)などの中国の大ネット企業が全...

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    ★王岐山の去就と中共の苦境★2017年9月4日

    by  • September 4, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

    10月18日から開催されることになった中国共産党第十九回全国代表大会を前に、王岐山の去就が中共各派間や国内国外での力比べの焦点になり、また外国からの注目の的です。攻撃側でも防衛側でも、はっきりは言えません。攻め手側の中心・郭文貴(訳注 : 著名な政商で米国に逃れた。曽慶紅の腹心と言われる)の”目標”からは、最近、「敵討ち」という項目がそっと取り下げられ、今や残っているのは「無事に過ごして」、「財産を保全する」の二つになってしまいました。郭文貴が8月26日に出した《全面彻底解决盘古及郭文贵事件申请报告》(盘古事件と郭文貴の徹底的解明報告)では、「自分は既に自由ではなく、発言も自由ではない。...

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    ★「新上昇サイクル」などありえない中国経済★2017年8月28日

    by  • August 28, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

     この一年ちょっとの間に、中国の経済政策の重点は金融問題でした。「7人の敵あり」ではないけれども、まず金融の堤防決壊の危険で、これをまず防がなければなりませんでした。しかし、その原因はと言えば、銀行の不良債権が不動産バブル、地方債務、国営企業の負債から生まれており、これはまた別の問題を生じました。

     金融問題を整理した後の金融改革のポイントは、金融分野ではなく、財政体制と国営企業の手術でした。地方財政が過度に不動産に頼っており、国営企業がゾンビ企業になっても、まだ銀行が輸血を続けなければならないことこそ、中国の資産の質を劣化させているのです。はっきり言ってしまえば、中国は、...

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    ★中国経済 — 真実の危機と虚構の危機★2017年8月26日

    by  • August 26, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

     中国と外国のエコノミストの中国経済分析を見ていると、やはり中国国内の学者の方が少なくとも問題が何処に在るか良く分かっているな、と感じることがよくあります。こんな感じを受けたのは、一つは最近、中国メディアを賑わせている「黒鳥(Black Swan)」と「灰色サイ」の報道と、もうひとつは、ロイターが8月24日に、匿名人士の言として伝えた、「中国4大銀行が一帯一路に何千億米ドルにもなる投資を開始しようとしているが、沿線国家は危ない国ばかりなので、世界的な金融危機を引き起こしかねない」を読んだからです。
    この数カ月の中国経済政策のポイントを見れば、すぐに前者は真の危機であり、後者は...

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    ★知的財産権保護 — 中・米関係の解けないシコリ★ 2017年8月16日

    by  • August 18, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

    中国と米国の関係は、政治、経済、地政学などに関わりますから、当然、両国の貿易戦争も複雑な要因から様々な制約を受けます。トランプ大統領が8月14日に、米通商代表部(USTR)に対し、知的財産権の扱い方を巡る中国の調査(*米通商法301条適用)を検討するよう大統領覚書(Presidential Memoranda)に署名する十数時間前に、中国は、8月15日から、北朝鮮からの石炭、鉄、水産物全面的輸入禁止を発表しました。ホワイトハウスはこれに対して、積極的な反応を示し、覚書の長い内容の一部、、中国の米国企業の技術移転強制や中国が知的財産権を盗んでいることなどの内容を、外させました。

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    ★習近平、「十五字方針」で元老組を封殺★ 2017年8月18日

    by  • August 18, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

     「老指導者」が今年のホットワードですが、これは郭文貴の海外での暴露といささかの関係がありました。北戴河会議の前には、少なからぬ人々が、今年の北戴河会議は、老指導者たちが19回大会開催前に、習近平・王岐山を攻撃する最後のチャンスだから、大荒れになるだろう、と考えました。しかし、私は対外宣伝の切り札となる多维ニュースネット(DuoWei News *米国に拠点を置く、親中共メディア)上に掲載された3編の文章を読み、その上、2016年の古い記事「第五代指導者はいかに、元老や老人幹部の影の力を無くすか」が再掲載されているので、これは実は、「習近平の対老指導者政策 」がテーマなのだとみてとりまし...

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    ★北朝鮮の核の脅威の背後の「四カ国演義」★  2017年3月27日

    by  • August 16, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

    北朝鮮の核は米国、韓国、中国に影響し、東北アジアの安全を脅かしています。現在、米国の圧力はますます強まり、挑戦核問題は既に「巻物が開かれ、最後の短刀が姿を現す」(事態が進んで、最後の場面が現れる」)ところまで来ています。「事態が進む」とは、朝鮮の核による恐喝が日増しに勢いを増し、中国ももうこれ以上、無関係なふりをすることが出来なくなり、米国の対中、北朝鮮への圧力も、ますます大きくなって来ていますが、その効果は明らかではなく、韓国は、北朝鮮の核の脅威に対する態度が比較的曖昧なままであること。そして、「最後の場面」とは、各国の手の内のカードが明らかになる日がどんどん迫っていることを言います。...

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    ★「おいしい米国移民」時代はお終い  2017年8月14日

    by  • August 14, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

     移民は中国ではこの20年、ずっとホットなテーマの一つです。金持ちだけではなく、高級官僚とその家族から、中産階級家庭、社会の底辺層まで…と、異なる階層も、この点では諸人こぞりて一致し、めいめいが秘術を尽くしこの道を行くのです。移民先は米国はその一番人気です。国際連合人口基金の分析では、2013年までに、中国移民の約4分の1は米国へ、その他の大部分は、カナダ、韓国、日本、豪州、シンガポールへ向かいます。しかし、2017年から、トランプ政権は、多すぎて溢れる移民の大潮流を変えようとしており、中国人はこの影響を受けます。米国移民政策の変化に直面して、どんな人が阻止され、どんな人が「米国の夢」を...

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    ★共産党資本主義の宿命 — 富豪たちの御難 —⑵ 2017年8月11日

    by  • August 11, 2017 • 日文文章 • 0 Comments

    ★共産党資本主義の宿命 — 富豪略奪 —⑵ 2017年8月11日

     政府と実業家たちの関係が、変化する前兆は、実はとっくにあったのです。しかし多くの人々は、肖建华が北京に秘密裏に拉致され、呉小暉が自由を失ってから、やっと、この事実を正視する気になったのです。あの先読みのカンの鋭い王建林ですら、数年前から情勢がどうもうまくないようだ、と予感しながらも、事態がここまで早く変化するとまでは予想出来ませんでした。

     ★大資本家が「野蛮人」「人食い妖怪」と呼ばれる

     習近平は政権を掌握してから、ずっと、私企業のとめどない肥大ぶりに対して、どうやって私企業の...

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