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朝廷に群がる阿諛追従の臣

Posted on May 5, 2013May 15, 2013 By 何清涟 No Comments on 朝廷に群がる阿諛追従の臣

何清漣 @HeQinglian 氏ブログ

2013/5/5

日本語全文概訳/Minya_J Takeuchi Jun
http://twishort.com/07pdc

2013/5/12
中国は現在、よく「天朝」と呼ばれ、”朝廷”の連中も文化伝統の継承をもって光栄としている。綱紀の乱れ、政治の腐敗、官僚の奢り、淫佚、社会道徳の堕落等の指標は歴代王朝の末期乱世に匹敵し、阿諛追従の士の数に至っては歴代王朝のいかなる末期より遥かに多い。最近、宋魯鄭の「未来は中国にだけー今ぞこれ自信満々の時代」は中でも抜群の出来映えというべきだろう。

宋は「今日の中国は1840年以来最良の時期にあり、最良の制度を持ち、主要国家の中で最も素晴らしい発展を遂げた国である」と言う。この3事実の判断は即ちしっかり習近平が18回大会で打ち出した「路線・理論・制度の自信」の基礎に立っている。あれ以来、「3つの自信」を褒めたたえる声が絶えないが、この宋魯鄭の文章の、一切の事実を無視した阿諛追従はこれまで発表されたすべての文章の越えてダントツである。

宋魯鄭によると、中共統治の三大実績は、一、西側列強の前に立ち上がり、もはや阿片を吸う大国ではない。二、台湾の李敖の言う「今日の中国は大唐時代を超えた」。三、アジアの二大強国のインド、日本より強い、である。こういう「中国5000年の歴史」を誇り、「広大な国土」を自慢する文章というのはもともと「中国伝統のお家芸」だ。漢王朝の武帝は2100年前、大唐の華やかな時代は1400年以上前だが、この両王朝の世界における相対的地位は今日の天朝の比ではなかったのだが、それに較べて、”今は更にその上の繁栄だ”というのは宋魯鄭の独りよがりにほかならない。

インドと日本といえば、インド社会はたしかに劣った点があり、飢饉、強姦事件等など短所も多い。問題はしかし、宋魯鄭は意図的に中国の貧困人口がインドより多いという事実を無視している点だ。国連の『世界都市状況報告 2010-2011』によると、2010年、中国のスラム街人口は28.2%。インドは28.1%。人口の絶対数から計算すると中国のスラム人口は3.84億人。インドは3.43億人。中国がインドよりまるまる4100万人多いのだ。

強姦事件(役人が幼女を強姦する事件も含めて)も中国にも掃いて捨てるほどある。ただ中国人はもう慣れ切っていて、これによって全国的な抗議運動がおきたりはしないし、政府もそれを許さないだけの話だ。インドがメチャクチャだとしても、まだ中国のように全国至る所に「癌発生村」はないし、中国人が直面している土地汚染、水質汚染、空気汚染問題は起きていない。インドのエリートだって中国の政府高官連中のように自分達だけに特別提供される安全保障食品や安全保障水に頼ってはいない。さらにインドでは中国のような軍事費に匹敵する「治安維持費」の支出もない。中国の阿諛追従文章は数多いが、片目で世界を見た様な文章ばかりで、宋魯鄭に至っては両方の目を塞いで世界を見ているのだ。

『求是』雑誌は宋魯鄭の文章の何処が良いと思ったのか? 全篇馬鹿げた根拠の無い宋の文章だが、これを掲載した「求是」誌の編集者達はいかにアホでも、まさか自分達で本当にこの内容を信じたわけではあるまい。「求是」誌は宋の「中国の今日の制度は政治と文化伝統の基礎の上に長期、かつ内因性の進化の結果だ」「中国の今日の制度は政治と文化伝統の基礎の上に長期、かつ独自性の進化の結果だ」という点が気に入ったのだろう。指導者の権力を例にとってみよう。

中国の最高権力者は一方で伝統的な「禅譲」の色彩を、しかし一方でその伝統の終身制を打破するため「一党指導」「全国選抜」「長期養成」「年齢制限」「定期交替」の制限を行っている。「一党指導」、「全国選抜」、「長期養成」は伝統政治文化を継承したもので、「年齢制限」は中国の独創、「定期交替」は西側をお手本として学んだ。このモデルは基本的に西側とアラブ世界の制度利点を総合し、欠点を除いた物だ。 「一党指導」は、危険を避け、長期発展戦略を決められるし、「全国選抜」と「長期育成」はコストを安上がりにする前提でできるかぎり最優秀の人材を選ぶことができ、民主政治制度の衆愚政治化を免れることができる。「定期交替」は組織に新しい血液をもたらし、政治的独裁者の出現をふせげる。

ただ、こうした話はすべてあからさまに中国の統治集団の立場に立ってこそ言えることだ。宋は中国の現行政治勢力は中国伝統文化の長所を継承し交替したとみており、それが完全に伝統的帝政にあった統治者としての責任を放棄していることは顧みない。皇帝家の天下は責任を持って政治を行うことであって、皇帝はその最終責任者であり、政治倫理としては統治集団と人民の関係は、「鶏を養って卵を得る」わけだし、儒家文化は自然への敬畏も含む民意は天意であり、民意の支持を失うことを心配する。宋は中国の制度が西側の定期交替の長所を取り入れたといいながら、西側の民主選挙制度は民意の上にあり、中国のそれは完全に統治集団内部のブラックボックスの操作によるもので、民意の基礎を持たないことには知らん顔をしている。

現在の制度は統治集団の立場からみたらもうこれ以上ない位優れている。それはまず宋が指摘した「定期交替」で、宋はいみじくも「統治集団トップ層の皇帝の夢」を実現できるからだ、と言った。即ち「皇帝は順番性で明日は我が家にやってくる」のだ。特に他の独裁政治に較べると、中国の現体制は確かに弾力性に富んでいる。中東や北アフリカのジャスミン革命後に「中国のジャスミンは何時花開く」で分析したが政治権力の掌握方式でチュニジアやエジプトと中国は大きな違いがある。前者は一党が大きく、野党の活動エネルギーは限られており、形式的な選挙は最高統治者によってコントロールされる。ベンアリは23年、ムバラクは30年、子供に後を継がせようとした。これに対し、中国は一党独裁だが、最高統治者は交代制で、統治集団内部で集団指導=権力分掌が行われる独裁だ。このモデルはチュニジアやエジプトよりエリート集団内部の矛盾を減らすことができる。簡単に言えば統治集団の最高指導層が定期交替すれば権力集団の高層の連中は希望を見いだせる。緻密な計算の結果、現在の共産党独裁の構造は、自分達が権力の核心から他の体制より遥かに近い所にいられる、ということだ。

第二の優れた点は、これは宋魯鄭が決して明言しない点だが、中国の現行政治の専政は皇権と同じだが、如何なる政治責任も負わないということだ。中国皇帝一家は家族責任制で、核心家族は王朝が転覆したらツケを払った。崇祯(明朝第十六位皇帝)は政治と軍事の失敗のあと煤山で首を吊った。中共政治は無責任政治であり、統治集団内部で利益分配の隠れた規則が実行されるだけ。政治的にそれに忠実でさえあれば、どんなに失敗しようとも、どんなに公共財産に手をつけようとも、いかに好色淫乱であろうと、副総理以上ならば絶対に政治的代価をはらうことはない。普通の汚職役人でも広く許される。2007年以降、汚職役人で死刑になった者はいないのが好例である。「求是」誌が重く見たのは宋魯鄭がなした「鹿を指して馬となす」の処世術的技巧ではないか?つまりこの記事をのせたのは中国秦朝二世皇帝の宦官・趙高の潜みに倣って、「賛同する人物と反対する連中を見分ける」ためではなかっただろうか?この説に付和雷同する者は同志で、反対を唱える者は二心ある外部のエイリアン、だと。

《習・李の新政ー新は阿諛追従の臣ばかり》

かって誰かが「士」(知識人)を何種類かに分類した。もっぱら利で動く欲張り、何でもokの品性下劣派、おべっかつかい。宋魯鄭がどれかは想像におまかせ。私が言いたいのは中国の”朝廷”の文武官には阿諛追従の輩もいたが、民生の苦を訴えた于建嵘(中国社会科学院农村发展研究所教授)や農村改革の必要を説いた张木生(元西藏自治区林芝地区任专员)の様に諌臣も居た。しかし習近平が登場してからはそのような人達は1人もいなくなった。習近平が毛沢東への尊敬と文革への好みを表し、外交では専制国家を友としているが、それにくっついているのはみな大きいだけで使い物にならない阿諛追従の徒ばかり。まさかこういった連中だけが習近平の「意中の男」なのか?「荀子・臣道」には「君主たる者は態臣、諫臣、聖臣を区別せよ」とあるが、鄧小平統治後期から聖臣は絶え、諫臣と態臣になった。態臣は主君にこびへつらって愛されようという臣下」つまり佞臣。習近平・李克强の政治に阿諛追従の士と各種の目的で媚び諂う「外国の友人」しかいないとなれば、この朝廷はこの先、どうなるというのだろうか?(終)

(原载何清涟VOA博客,2013年5月4日,www.voachinese.com/content/heqinglian-blog-china-20130504/1654779.html;
voachineseblog.com/heqinglian/2013/05/tianchao-china/ )

拙訳御免。

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日文文章 Tags:『求是』雑誌, 何清漣, 宋魯鄭, 阿諛追従

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