バイデン政府が1月20日からスタートして一カ月経ち、内政では20以上の大統領令が出されましたが、その重点は「脱トランプ」でした。トランプ前大統領の移民制限をやめて国境を開放し、トランプが取り消したオバマ元大統領の「男女同一トイレ」（自分が選んだ性別によってどちらのトイレを使用するか決められる）の復活とかです。
カナダと米国間の協力したカナダから米中西部まで原油を運ぶ「キーストーンＸＬパイプライン」の建設認可を取り消しを「グリーンニューディール」の開幕戦としています。本稿ではこうした政策が米国内で抵抗を受けていること（パイプラインは二人の民主党議員を含めた反対に直面）ではなく、外交上の不利について分析します。
★バイデン兄貴？申し訳ないがお断り
世界各国がバイデン政府の対中国外交に関心を持っています。これはアジア・太平洋地域の安全、ひいては全世界の多極的構造に関わることだからです。バイデン政府もこの点は分かっていて、だからなかなか決めたがらないのです。
中国は何度も米国に「棘のついた月桂樹」（訳注；月桂樹は友好の証）を差し出しています。2月初めの20日間にブリンケン国務長官がホワイトハウスの記者会見で述べた対中戦略は、ただ「戦略的忍耐」を「曖昧模糊戦略」に変えただけ。対中政策案は、同盟国とのコミュニケーションを経てから発表するということでした。
しかし、世界各国はすでにワシントンの数々の発言から、米国の対中政策は敵対関係ではなく「もっとも厳しいライバル」という位置付けを察しています。
全世界が中共の新疆、チベット、香港、台湾に対する政策に不満を持っていますが、バイデンは独自の姿勢です。2月17日、バイデンはCNNの取材に対して、とうとう我慢しきれず2月10日に習近平と2時間の電話会談で何を話したかを明らかにしました。
；「私が新疆、ウイグル、香港、台湾問題を批判するこうした観点に反対できないということについて、彼は理解を示した。両国には異なる文化基準があり、各国のリーダーは尊重する必要がある、と」と。
この意味は、中国のこうした政策は文化的多元主義であって、尊重すべきだということです。
電話で同盟国と話をしたバイデンは、お金と笑顔があれば同盟国はこれまで通りアメリカをリーダーにしてくれると信じています。トランプが国連組織から脱退して、盟友を見捨てたことは「重大な間違い」として、米国の各部門は大急ぎで国際社会の「大家族」の一員に復帰しようとしています。
オースティン国防長官は２月１７日、NATO国防相ビデオ会議に出席し、バイデン政権が同盟を再活性化するとのメッセージを伝えましたた。
バイデンは２月19日のＧ７会合で、米国の大統領として同盟国への誠意と中国との同盟関係でリーダーシップを発揮する意思を表明して話題となりました。しかし、ドイツのメルケル首相、フランスのマクロン大統領は「もう米国には従わない」と率直な発言をされたのは洋装街でした。
米国政府もメディアも、世界は諸手を挙げて米国が世界のリーダーに復帰するのを歓迎するだろうと思っていたようです。
しかし、G7のこのような結果は、2日後にもなってからメディアによって、嫌々ながらドイツとフランスは米国に追随しないという現実を認められました。しかし、その原因はこれらの国々がバイデン個人を信用していないからだとしました。
★米国内ではバイデンの病状に懸念
共和党は今、自分たちの問題に忙しく、外交方面に目が向いていません。しかし、民主党の中では当然注目されていますから、この二つの裏話が流れています。
2月22日の月曜日の夜、NewsMax（訳注；保守系ニュース・オピニオン・ウェブサイト）のホスト、グラント・スティンチフィールドは、「ジョー・バイデンの初期から中期の認知症を観察して治療することができたマウントシナイ病院の医師を雇った」と言いました。
30時間の動画を見て、バイデンには初期から中期の認知症が診断されたというのです。
私は、バイデンが大統領になった今、その精神状態は明らかに国家の安全保障を脅かすものだとおもいます。また今、世界の他の国々も明らかに注目しています。
バイデン氏の体調は選挙期間中に繰り返し公にされた問題で、多くのメディアが取り上げ、その後、民主党の32人の議員からバイデン氏への共同書簡が送られるなど、単なるゴシップとして扱われてきたものではありません。
フォックス・ニュースの報道（２月２３日）によると、32人の民主党議員がバイデン氏に手紙を送り、大統領の核兵器発射権を放棄するよう求めたといわれます。
ポリティコ（訳注；主にワシントンD.C.の議会やホワイトハウス、ロビー活動や報道機関の動向を取材し配信する）によると、民主党は、大統領の発射命令を実行する前に、副大統領と下院議長に同意を求めるなど、単独の原子力機関の代替案をいくつか提示したといわれます。 カリフォルニア州の民主党員ジミー・パネッタ下院議員からの手紙には、「この権限を与えることは、真の危険をもたらす」と書かれています。
核攻撃の開始を命じる権限を3軍の司令官である大統領に与える規定に関わる話は、今に始まったわけではありません。 ナンシー・ペロシ下院議長（民主党）はトランプ大統領の精神状態に疑問を呈し、大統領権限を制限する修正25条を発動させたいと考えていました。
しかし、ペロシ本人にも2020年に2度、精神不安定症状への疑問が出されています。今回の話が異なるのは、バイデンに核兵器発射の暗号を放棄するようにという要求が、反対陣営ではなく、彼を支持する民主党から出ていることです。
バイデンが医学的な理由で辞任した場合、副大統領、そしてナンシー・ペロシの順番で後任になるという噂が選挙運動中からあったことや、この 民主党の下院議員32人が署名したこのバイデンへの公開書簡は、偶然のものとは思えません。
マウントシナイ病院（ニューヨークの超有名病院）の専門家の精神科診断についてのNewsMax司会者のコメントも、多分、実際にあったことなのでしょう。
★国際情勢は台湾に有利
G7会合後にバイデンが戻ってきて、軍事展開は中国にフォーカスしているが、もはや「アメリカ・ファースト」ではなく「我らは共に」だと発表した。バイデン政権は「アメリカ・ファースト」の意味すら理解していないようだ。
トランプ氏の「アメリカ・ファースト」とは、多国間関係において、ドイツが一銭も払わず、アメリカが大部分を負担するという以前の状態ではなく、加盟国がある程度の軍事費を負担することを期待して、NATOなどの他国に仕えるためにアメリカの利益を無視しないでくれということでした。
軍事では元から常に「アメリカ第一主義」でした。この「第一主義」とは、より多くの資金と労力を拠出して国際秩序を維持するという公的責任をアメリカが負うことを意味しています。
バイデンが軍事面で「我らは共に」を求めた今、他にアメリカが世界をリードするには、何か他にあるのだろうか。人々がアメリカのに追随するのは米国左派の「スタンダード」に合わせるため、だとでも？
一国の外交は内政の延長です。現在、バイデン政府の内政の輪郭はすでに出ています。各国政府はまず米国の内政改革に追随しないでしょう。
例えば、国境を開放して不法移民を招き入れるとか、心理的な基準で性別を決めるやり方とか（米国のスポーツ会場ではすでに、多くの男子が「自分は女子だ」として優勝して、フェミニストの反対を受けています）
民主党の核心となる主張は「グリーンニューディール」のエネルギー政策です。この分野では欧州が先んじており、すでに苦い結果を味わっています。
台湾ではかつて、蔡英文が原子力エネルギーを捨て去りグリーンエネルギーに転換するといいましたが、多くの不満が出ました。
今、「米国の盟友」たちは外交で米国にもはや追随しませんで、自分たちの国を正常な軌道上で運営したいと希望するでしょう。
：あんたら米国はクルクル変わる要素が多すぎる、我々はもううんざりだ。あんたのあとにくっついて「グレートリセット」（世界経済フォーラムの創始者が提唱し、米国科学技術界のビッグネームや民主党、国連、一部左翼組織が褒めちぎっている）だの、自国の主権を放棄するだの、社会主義実現のために奮闘するなんぞという影響を受けたくないんだ、と。
この状況は、台湾にとってみれば、却って有利です。例えば今年1月以来、中国は南シナ海で武力をひけらかしました。英国海軍はすぐに空母HMSクイーン・エリザベスの南シナ海作戦として、F-35BライトニングIIステルス戦闘機を2個中隊に搭載した艦隊で初の長距離航海を行うと発表しました。
フランスは南シナ海に潜水艦と軍艦を派遣しており、フランス国防相は「この行動は米国、日本、オーストラリアと共同で検討されている」と強調しています。これは米国艦隊だけが南シナ海を遊弋しているよりはるかに迫力がある状況です。
また、世界的な自動車用チップの不足により、欧米政府にとって台湾の戦略的重要性が高まっています。台湾の半導体産業は、売上高で米国に次ぐ世界第2位の半導体産業です。世界最大の受託チップメーカーである台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング (TSMC)は、各国が切実に必要とする重要なチップを生産しています。
外交上、中共によって孤立させられているとはいえ、台湾は台湾はTSMCのチップに頼って米国の軍事生産を行うなど、半導体産業における専門知識、知的財産、世界的な重要性の著しい集積地としての地位を確立しています。国家安全保障のために、これらの西側大国は台湾を保護することで一致しています。
世間のあらゆる出来事は変転きわまりないものです。今の国際情勢も、とっくに「グレートリセット」論者の予想を超えています。台湾の国際的な居場所も、TSMCによって、台湾政界の予想を超えて大々的に広がっているのです。（終わり）
何清漣專欄：盟友冷落美國 拜登病情成反思焦點
2021年02月27日
拜登政府自1月20日開始執政，如今已逾一月，其內政施為由20多項總統令構成，特點是去川普化：將川普限制移民的政策改為開放邊境；恢復了川普取消的歐巴馬男女同廁令（人可以按照自己心理認同的性別選擇洗手間更衣室）；將廢除美加兩國合作的拱心石輸油管項目（Key Stone XL）作為綠色新政的開局戰。此文重點不在於分析這些政策在美國國內遇到的抵制（輸油管專案的抵制者還包括兩名民主黨參議員），只談美國外交上遇到的不順利。
拜登想當大哥 法德均表敬謝
世界各國都對拜登政府的對華外交政策關心備至，因為這關係到亞太地區的安全，以及全球多極世界的構成。
拜登政府也明白這點，因此遲遲不願意定調。儘管中國數度向美伸出「帶刺的橄欖枝」，在2月前20餘天，國務卿布林肯與白宮新聞發言人宣佈的對華戰略，只是從「戰略忍耐」調整為「戰略模糊」狀態，並宣佈將在與盟友溝通之後向外公佈對華政策構想。
但世界各國都已從華盛頓斷斷續續的發言中瞭解到，美國對中國的戰略定位並非敵對關係，已定位為「最嚴峻的競爭者」；全世界對中共新疆、西藏、港臺等地政策不滿，拜登也有自己的態度。2月17日，拜登接受CNN採訪時，終於忍不住向主持人透露他與習近平在2月10日的兩小時通話中談了什麼：「關於我不會批評新疆、香港、台灣問題的這個觀點，他表示理解。兩國有不同的文化標準，需要各國的領袖遵循。」，意即認可中國對這些地方的政策屬於文化多元主義，應予尊重。
拜登與盟友當然都通過電話，他認為只要帶著金錢與微笑，盟友就會繼續擁戴美國當帶頭大哥。為了糾正當初川普在聯合國退群、拋棄一干盟友的「嚴重錯誤」，美國各部門都開始緊急行動，為回歸國際社會大家庭與盟友溝通。2月17日，美國國防部長奧斯丁出席了北約防長視訊會議，向與會者傳達了拜登政府將重振這一聯盟的資訊。一切準備就緒，2月19日的G7會議上，拜登以美國總統身份閃亮登場，向盟友們誠摯表達了結盟誠意，願意在對華聯盟上承擔領導角色，沒想到被德國梅克爾與法國馬克宏拒絕，兩人都不帶拐彎地表示，不再追隨美國。
美國官方及媒體原都以為世界會張開雙臂歡迎美國回歸世界領導寶座。G7這般結果，直到兩天之後，媒體才算緩過勁來，勉強承認德法不願繼續跟隨美國這一現實，但卻歸因於這是盟友對拜登個人的不相信。
美國對拜登病情的懷疑
共和黨目前正在忙於內鬥與艱難的整合，注意力不在外交層面，但民主黨一方顯然注意到了，於是有了這兩條連袂而至的新聞：
2月22日（週一）晚上， NewsMax 的主持人格蘭特·斯金菲爾德（Grant Stinchfield）在節目中說：我們在西奈山醫學醫院（Mount Sinai Medical Hospital）的一項計畫中聘用了一名醫生，他通過觀看喬·拜登（Joe Biden）早期至中期癡呆症的30個小時視頻進行了診斷。現在拜登已經擔任總統，我相信喬·拜登的精神狀態顯然是對國家安全的威脅。現在，世界其他地區顯然也注意到了。
拜登的身體狀態在大選期間就是一個屢次被公開討論的問題，這消息顯然沒被當作八卦新聞，許多媒體都相繼轉載，緊接著發生了民主黨內32位眾議員聯名寫信給拜登的事情。
據Fox在2月23日的報導，一共有32名民主黨眾議員寫信給拜登，希望他放棄由總統掌握的核武器發射權。據波利蒂科說，民主黨人提供了一些替代唯一核能機構的選擇，例如要求副總統和眾議院議長在執行前同意總統的發射令。加州民主黨眾議員吉米·潘內塔（Jimmy Panetta）的信中寫道：「授予這一權力給一個人帶來了真正的風險。」
將啟動核攻擊的命令權力交給美國總統——美國三軍總司令的規定，並非始自今天。南茜·裴洛西曾質疑過川普總統的精神狀態，要啟動25修正案限制總統權力。但她本人也同樣被質疑過精神狀態極不穩定，在2020年就發生過兩次。這次不同於以往的是：要求拜登放棄核密碼唯一發射命令的權力，並非來自於政治反對陣營，而是支援他競選總統的本黨派。
考慮到競選期間，一直有拜登將會以身體原因辭職，副總統及南茜順位接替的傳聞，這封民主黨32位眾議員連署的這封給拜登的公開信並非偶然，NewsMax主持人談西奈山醫院（位於紐約，非常有名）專家的精神診斷也應實有其事。
拜登政府自1月20日開始執政，如今已逾一月，其內政施為由20多項總統令構成，特點是去川普化：將川普限制移民的政策改為開放邊境；恢復了川普取消的歐巴馬男女同廁令（人可以按照自己心理認同的性別選擇洗手間更衣室）；將廢除美加兩國合作的拱心石輸油管項目（Key Stone XL）作為綠色新政的開局戰。此文重點不在於分析這些政策在美國國內遇到的抵制（輸油管專案的抵制者還包括兩名民主黨參議員），只談美國外交上遇到的不順利。
拜登想當大哥 法德均表敬謝
世界各國都對拜登政府的對華外交政策關心備至，因為這關係到亞太地區的安全，以及全球多極世界的構成。
拜登政府也明白這點，因此遲遲不願意定調。儘管中國數度向美伸出「帶刺的橄欖枝」，在2月前20餘天，國務卿布林肯與白宮新聞發言人宣佈的對華戰略，只是從「戰略忍耐」調整為「戰略模糊」狀態，並宣佈將在與盟友溝通之後向外公佈對華政策構想。
但世界各國都已從華盛頓斷斷續續的發言中瞭解到，美國對中國的戰略定位並非敵對關係，已定位為「最嚴峻的競爭者」；全世界對中共新疆、西藏、港臺等地政策不滿，拜登也有自己的態度。2月17日，拜登接受CNN採訪時，終於忍不住向主持人透露他與習近平在2月10日的兩小時通話中談了什麼：「關於我不會批評新疆、香港、台灣問題的這個觀點，他表示理解。兩國有不同的文化標準，需要各國的領袖遵循。」，意即認可中國對這些地方的政策屬於文化多元主義，應予尊重。
拜登與盟友當然都通過電話，他認為只要帶著金錢與微笑，盟友就會繼續擁戴美國當帶頭大哥。為了糾正當初川普在聯合國退群、拋棄一干盟友的「嚴重錯誤」，美國各部門都開始緊急行動，為回歸國際社會大家庭與盟友溝通。2月17日，美國國防部長奧斯丁出席了北約防長視訊會議，向與會者傳達了拜登政府將重振這一聯盟的資訊。一切準備就緒，2月19日的G7會議上，拜登以美國總統身份閃亮登場，向盟友們誠摯表達了結盟誠意，願意在對華聯盟上承擔領導角色，沒想到被德國梅克爾與法國馬克宏拒絕，兩人都不帶拐彎地表示，不再追隨美國。
美國官方及媒體原都以為世界會張開雙臂歡迎美國回歸世界領導寶座。G7這般結果，直到兩天之後，媒體才算緩過勁來，勉強承認德法不願繼續跟隨美國這一現實，但卻歸因於這是盟友對拜登個人的不相信。
美國對拜登病情的懷疑
共和黨目前正在忙於內鬥與艱難的整合，注意力不在外交層面，但民主黨一方顯然注意到了，於是有了這兩條連袂而至的新聞：
2月22日（週一）晚上， NewsMax 的主持人格蘭特·斯金菲爾德（Grant Stinchfield）在節目中說：我們在西奈山醫學醫院（Mount Sinai Medical Hospital）的一項計畫中聘用了一名醫生，他通過觀看喬·拜登（Joe Biden）早期至中期癡呆症的30個小時視頻進行了診斷。現在拜登已經擔任總統，我相信喬·拜登的精神狀態顯然是對國家安全的威脅。現在，世界其他地區顯然也注意到了。
拜登的身體狀態在大選期間就是一個屢次被公開討論的問題，這消息顯然沒被當作八卦新聞，許多媒體都相繼轉載，緊接著發生了民主黨內32位眾議員聯名寫信給拜登的事情。
據Fox在2月23日的報導，一共有32名民主黨眾議員寫信給拜登，希望他放棄由總統掌握的核武器發射權。據波利蒂科說，民主黨人提供了一些替代唯一核能機構的選擇，例如要求副總統和眾議院議長在執行前同意總統的發射令。加州民主黨眾議員吉米·潘內塔（Jimmy Panetta）的信中寫道：「授予這一權力給一個人帶來了真正的風險。」
將啟動核攻擊的命令權力交給美國總統——美國三軍總司令的規定，並非始自今天。南茜·裴洛西曾質疑過川普總統的精神狀態，要啟動25修正案限制總統權力。但她本人也同樣被質疑過精神狀態極不穩定，在2020年就發生過兩次。這次不同於以往的是：要求拜登放棄核密碼唯一發射命令的權力，並非來自於政治反對陣營，而是支援他競選總統的本黨派。
考慮到競選期間，一直有拜登將會以身體原因辭職，副總統及南茜順位接替的傳聞，這封民主黨32位眾議員連署的這封給拜登的公開信並非偶然，NewsMax主持人談西奈山醫院（位於紐約，非常有名）專家的精神診斷也應實有其事。
國際形勢對台灣有利
開完G7會議之後，拜登回來宣佈，軍力部署仍聚焦中國，但不再是「美國優先」而是「我們一起」。看來，拜登政府連什麼是「美國優先」都沒弄明白。
川普的「美國優先」，是指在多邊關係中，不會置美國利益於不顧成全他國，比如對北約，希望成員國多少承擔一些軍費，而不是以前德國一分錢也不出，美國承擔絕大部分那種狀態。在軍事上從來就是「美國優先」，這「優先」指的是美國承擔維持國際秩序這一公共責任，多出錢，多出力。如今拜登軍事上要求「我們一起」承擔，美國還拿什麼來領導世界？人家追隨美國，難道就為了追隨美國左派那些標配主張？
一個國家的外交是內政的延續。目前，拜登政府的內政輪廓已現，各國政府大概不會追隨美國的內政改革，比如開放邊境迎接非法移民、按心理認同確定性別的做法（美國運動會上已出現多起男子認為自己是女性參加女子運動會奪冠，引起女權人士的反對）。民主黨最硬核的主張是綠色能源政策，這方面歐洲已經走在前面，且已飽嘗苦果。台灣當年對蔡英文棄核能搞綠色能源那套，也諸多不滿。如今盟友連外交上也不願再追隨美國，應該是希望自己國家運行在正常軌道上。你美國自己都變數多多，我們實在不想再受影響，跟隨你折騰什麼「大重置」（Great Reset，世界經濟論壇創始人提出，美國科技界巨頭、民主黨、聯合國及一些極左國際組織贊襄），放棄本國主權，反資本主義，一道為實現社會主義奮鬥。
這種狀態對台灣而言，反而有利。比如今年1月以來中國在南海炫耀武力，英國海軍立刻宣稱，南海行動將是「伊莉莎白女王」號航母的首次遠途航行，艦隊中將會有2個F-35B閃電II隱形戰鬥機中隊隨行。法國則向南海派遣一艘潛艇和一艘軍艦，法國防長還特別強調，稱「這一行動是跟美日澳一起考慮的」——這局面，遠比美國艦隊獨自在南海巡弋更有氣勢。
此外，全球汽車晶片的短缺提升了台灣對西方政府的戰略重要性。台灣的半導體行業是按營業額排名僅次於美國的世界第二大半導體行業。全球最大的合約晶片製造商台灣積體電路製造公司（台積電，TSMC）生產的重要晶片是各國急需之物，儘管在外交上被中共孤立，但台灣已經出色地建成了專業技術、智慧財產權和全球半導體產業重要性的集中地，美國的軍事生產更是依賴台積電生產的晶片。為了各國的安全，在保護台灣問題上，這些西方大國會達成一致。
世間萬事總難免棋枰翻覆，如今的國際局勢，早就脫離了大重置操盤者的預想，台灣的國際空間因一個台積電而大大擴展，也超出台灣政界預想。
